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ブラック企業、働き方改革、その先には!?

2020.1.16 リリカラ流ヒント

〜〜障害者の声を生かしたオフィスづくり〜〜

「ブラック企業」という言葉が新語・流行語大賞にノミネートされたのが2013年。

以来、働き方改革が声高に叫ばれるようになり、どの企業も必死に取り組んできました。

やがて、残業が減り、働き方はだいぶ改善されてきたのではないかと思います。

 

ところが、その先が問題です。

従業員ひとりひとりから、新規事業につながるようなアイデアが

出せるほど余裕はなく、同業種・異業種とのコラボレーションは、

コストと時間がかかってしまうなど、まだまだ課題山積です。

 

それであれば、障害のある従業員の声に耳を澄ませてみたらどうでしょうか。

彼らは、障害があるからこそ、いろいろな気付きを与えてくれますし、

バイタリティがあるので、周囲を刺激してくれます。

また、社内に思いやりの精神が育まれ、お互いの心のバリアがなくなるはず。

4月には、障害者雇用促進法が一部改正されますので、障害者雇用を考えたり、

すでに働いている障害者とこれまで以上に交流してみるのもいいと思います。

 

さて、リリカラでは昨年、障害者も多く働く企業の

オフィス移転をお手伝いした際に、いろいろなことを学ばされました。

 

まずこの企業では、障害者が通勤することを視野に入れて、

最寄り駅がバリアフリーかどうか駅からオフィスまでの道には段差がなく、

短時間でスムーズにアクセスできるかなどをチェックしながら、

移転場所を検討していました。そして、社内のプロジェクトチームと

リリカラとがひとつになって、オフィスづくりを実施。

 

執務エリアは、フリーアドレスにし、従業員それぞれが好きな場所で

仕事ができるようにしました。通路幅は図面で確認するだけでなく、

実際に車椅子で通って検証してから決定。照明や空調のスイッチは、低めの位置に設置し、

受付の内線電話台は、箱型のものだと車椅子がぶつかって使いづらいので、

細いフレームのものに。握力が弱い人でも動かしやすいよう、

オフィス家具は、キャスターや持ち手が付いたものを採用しました。

 

今回、小さな体格の人のために低めのデスクを固定で用意しましたが、

今後は、上下昇降デスクを使いたいとのことでした。

もし、上下昇降デスクを全員分用意すれば、それぞれの体格に合わせられるうえ、

全員が自由に席を選べるようになり、不公平感もなくなりますよね。

 

リリカラでは、このようにダイバーシティ(多様性)を重視して、

従業員ひとりひとりに心を寄せてオフィスづくりができたのは、初めてかもしれません。

人間主体のオフィスづくりの、大きなヒントになりました。

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