著しい進化を見せる、日本の働く環境
2018.11.12 働き方
〜〜オカムラ、コクヨ展示会報告〜〜
インターネットや雑誌で最新オフィスの事例を見ても「すごい!」と思うものの、
なかなか自社に当てはめては考えにくいですよね。
ところが、展示会で最新のオフィス空間を目の当たりにすると、
その先にある働き方が大きく変化しそうな期待に包まれます。
そこでお伝えしたいのが、先週、都内で開催された
「Okamura Grand Fair 2018」(11月7日〜9日・主催:オカムラ株式会社)と
「KOKUYO 2019 WORKSTYLE FAIR」(11月6日、7日・主催:コクヨ株式会社)の様子です。
いずれの展示会でも、働く環境が選べることで従業員の生産性が上がる
ABW(Activity Based Working)の考え方が推奨され、
オフィス家具やオフィス空間が人にどういう影響を与えるか、
商品開発の背景がよく理解できました。リリカラでも導入している
座りっぱなしを防ぐ上下昇降デスクに加え、着席時に姿勢が固まらないようにする
座面が動くイスも登場しており、健康経営に紐付けられていることを実感しました。
また、コミュニケーションを促してイノベーションを生みたいという
最近のトレンドに対しては、皆が集まりリラックスできるオープンなカフェ空間などが
提案されており、逆に広々とし過ぎて落ち着かないというニーズには、
集中のためのアイテムを揃えていました。
たとえば、執務スペースの端などちょっとした空間に設けられる集中ブース、
ヘッドレストが広く視界が狭まるイス、
声が外にもれにくく集中して電話や打ち合わせができる室内設置型のフォンブース、
軽量かつ可動・可変式のパーティションなど。
その他、「Okamura Grand Fair 2018」では、映像でテクノロジーによって
大きく変化する未来の働き方が示唆されており、あっという間に
暮らし全般が変わっていくのだろうと思わされました。
「KOKUYO 2019 WORKSTYLE FAIR」では、ARやVR技術を体験できるコーナーもあり、
やはりテクノロジーの進化に触れることができました。
双方全体を通して、発見と驚き、そして学びがとても多いという印象でした。
今回、見聞き、経験したことをリリカラなりに進化させ、
より働きやすいオフィス空間を皆様に提案して参ります。