Fabrics
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一本の糸が織物となり、加工によって壁紙へと変化していく織物壁紙の製造。その繊細な作業が、製品の高い品質につながっていきます。
レーヨン、麻、シルク、ラメ糸など様々な種類の糸を引き揃え、緻密に織り上げた織物壁紙はその表情の多様さが魅力。素材感が引き立つナチュラルなもの、ツヤやラメが高級感を演出するもの、モダンな印象を与えるマットなもの。一本一本の糸へのこだわりが、多彩な表情を生みだします。さらに、印刷や金銀の彩色加工を施した紙に織地を貼り合せることで、より奥深く複雑な色の移り変わりを創り出すことが出来ます。織物を壁紙として仕上げるのに欠かせない工程である裏打ちを活かした、壁紙ならではの表現方法です。
LMT-16042~16050
全9色
LMT-16063~16071
全9色
クラシックなインテリアスタイルを代表するダマスク柄や、波や雲を連想させる和の文様等を取り揃えました。糸の持つ光沢感がプリントでは表現できない、織物ならではの高級感を醸し出します。
文化財の保護。この目的のために作られた壁紙です。美術館や博物館の展示室環境が酸性やアルカリ性になると展示物が劣化し、退色や変色する恐れがあります。美術館・博物館用織物壁紙は空気質環境を中性雰囲気に保ちます。
展示施設、展示ケース、収蔵庫
※データは実測値であり、保証値ではありません。
容器内に使用したサンプル | 判定 | 環境状態 |
---|---|---|
美術館・博物館用壁紙 | 2 | 中性雰囲気 (清浄環境) |
お酢※参考値 | 1 | 酸性的環境 |
苛性ソーダ※参考値 | 5 | アルカリ性的環境 |
試験方法:300ccのビンに20mm×60mmのサンプルと環境モニターを入れ、24時間後の環境モニターの判定等級(カラースケール)を記録する。
美術館・博物館用織物壁紙は「②中性雰囲気」を示し、 清浄環境であると判断できます。
大切な文化財保存において、周囲の環境を整えて被害を最小限に抑制するには、光、温度、室内の空気環境など総合的な対策が必要になりますので、あわせてご配慮ください。