水を吸いやすい素材の性質上、一度水汚れや手あかなどが付くと落としにくく、壁紙の表面を水拭きできないのが特徴です。きれいに長持ちさせるには、こまめにホコリを取り除くように心がけてください。
織物壁紙にはホコリが付きやすいので、ハタキをかけたりブラシを付けた電気掃除機を表面にあてて取り除くようにしてください。
一度手あかや水汚れが浸み込んで乾いてしまうと落とすことができません。水汚れが付いてしまった時は、すぐにきれいな水にひたして固く絞った布などを用意して、表面を軽くポンポンとたたくように汚れを拭き取ると軽減できます。
●表面を強く擦ったりすると繊維が傷みます。特に壁紙のつなぎ目部分は糸がほつれ易いので注意してください。
●剥がれが生じたり家具などの擦れによってキズがつくと、表面の繊維がちぎれ・ほつれを起こして元通りに補修することが困難です。日常生活において家具などの角が当らないようにするなどの心配りが必要です。