ビニル壁紙のお手入れ方法

  • ビニル壁紙
  • 紙壁紙
  • 織物壁紙
  • 珪藻土壁紙
  • 取扱上の注意

Wallpaper

  • 壁紙のお手入れ方法
  • ビニル壁紙

  • 一般ビニル壁紙のお手入れ
  • 汚れ防止壁紙のお手入れ
  • 剥がれ・めくれの補修方法
  • 補修ができないもの

一般ビニル壁紙のお手入れ

日常のお手入れは、布地の汚れを布やハタキでおそうじしてください。こまめな換気による乾燥で、室内の除湿を行なってください。布地以外の汚れおとしは、中性洗剤(食器食品用)を洗剤の表示に従って必ず水でうすめてご使用ください。また、シンナー、ベンジン等はご使用にならないでください。

    • 飲食物や調味料などの水汚れがついた場合は、きれいな水にひたして固く絞った布などで、汚れを吸い取るように拭き取ってください。落ちにくいときは家庭用中性洗剤を使うと効果的です。

    • 壁紙のつなぎ目に逆らわない様に、ていねいに汚れを拭き取ってください。またつなぎ目に水が入ると剥がれの原因になるので注意してください。

    • 洗剤を使用したときは、必ずきれいな水で壁紙の表面に残った洗剤を拭き取ってください。洗剤が付着したままだと変色の原因になります。

    • 最後に乾拭きをすれば、メンテナンス完了です!

注意!

●強く力を入れて拭くと表面の凹凸が潰れたり、キズが付くことがあるので注意してください。
●強い洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面破損の原因になるので使用しないでください。
●油性マジックやクレヨンなどは拭き取れません。

汚れ防止壁紙のお手入れ

表面にフィルムがラミネートされているので、一般の壁紙では拭き取れない油性マジックやクレヨンなども落とすことが出来ます。

一般的な汚れの場合

    • 日常生活の汚れは、かたく絞ったスポンジやタオルで水拭きしてください。ただし壁紙のつなぎ目に水が入ると剥がれの原因になるので注意してください。落ちにくい場合は中性洗剤をご使用ください。歯ブラシでこするとより効果的です。

    • 洗剤を使用したときは、必ずきれいな水で壁紙の表面に残った洗剤を拭き取ってください。
      洗剤が付着したままだと変色の原因になります。

    • 最後に乾拭きをすれば、メンテナンス完了です!

注意!

●表面のフィルムが破損すると、その部分の汚れ防止機能が損なわれます。硬いもの・鋭利なものでキズをつけないようにご注意ください。

  • 油性マジックやボールペンの場合

    アルコール(消毒用)を染み込ませた布を使って拭き取ってください。強い洗剤や溶剤の種類によっては変色を起こすことがあるので、あらかじめ壁面の目立たないところで試してからにしましょう。

注意!

●表面のフィルムが破損すると、その部分の汚れ防止機能が損なわれます。硬いもの・鋭利なものでキズをつけないようにご注意ください。

剥がれ・めくれの補修方法

壁紙が古くなると、部分的に剥がれが生じてしまうことがあります。きれいに補修するコツはできるだけ早く対処すること!
そのままにしておくと剥がれが広がり、補修が困難になります。

    • 剥がれた部分をめくり、下地の汚れをキレイに取り除きます。また下地に残っている古い糊は、紙ヤスリを使って落としてください。糊が残っていると接着力が弱くなり再剥離の原因になります。

    • 市販の木工用水性接着剤(木工用ボンド)を剥がれた壁紙の裏面に塗り、手で押えるようにして十分に圧着してください。

    • 圧着する際にはみ出した接着剤は変色の原因になるので、真水やぬるま湯につけて固く絞った布を使い、しっかりと拭き取るようにしてください。

補修ができないもの

古くなった壁紙は、劣化により、生地が縮んだり固くなるので、きれいに補修することができなくなります。
家具などの擦れ等により生じる引っ掻きキズや破れも、元通りに補修することは困難です。
普段から家具などの角が当らないようにするなど、心配りが必要です。
破れやキズを防止するには、表面にフィルムがラミネートされた汚れ防止壁紙や表面強化表示のある壁紙がおすすめです。