リリカラノート

壁紙(クロス)の選び方【準備編】

コーディネート

DATE: 2019-10-28

  • 壁紙

家を建てる・リフォームをする時に知っておきたい壁紙(クロス)のポイント

壁紙を選ぼうとカタログを開いてみると、種類が豊富でどれにしようか迷ってしまうことはありませんか? お部屋の中で広い面積を占める壁紙は、インテリアの印象を左右する大事なアイテム。だからこそ、きちんと選びたいですよね。

今回は、壁紙を選ぶために事前に準備しておきたいポイントをご紹介します。
それでは、Yさんファミリーと一緒にポイントをみていきましょう!

<Yさんファミリーのご紹介>

夫婦2人と、5歳の娘と6歳と1歳の息子。それから犬が一匹の6人家族。 大事にしていることは、みんなで楽しんでくつろぐこと。休日には、ピクニックや動物園によく行ったりしています。

<インテリアコーディネーター K子>

リリカラショールームに勤めて15年。
明るく元気に何でもお応えします!

【Step1】 どのようなお部屋にしたいかイメージしましょう

カタログを見る前に、まずはお部屋全体のイメージを膨らませましょう!
イメージができると、その後の壁紙や床材などの商品選定がスムーズになりますよ。
どのようなお部屋にしたいかイメージをすることがとっても重要です!

でも、そもそもどんなイメージしたら良いのか迷っているの。
どのように決めたらいいのかしら?

同じように悩んでいらっしゃる方は、実は結構多いのですよ。この先ずっと暮らす家だから、パッとすぐには決められないですよね。
まずはSNSの写真や雑誌の切り抜きなどで、好きだなと思うお部屋をピックアップしてみましょう!
「いいな」と思うのをたくさん集めてみると、自分の好きな共通項が見えてきて、好きなテイストの傾向がみえてきますよ♪

<見本帳、WEBカタログやSNS、雑誌にはいろいろなインテリアスタイルが掲載>

  • ナチュラルスタイル

    壁紙カタログ『ライト』より

  • カジュアルスタイル

    壁紙カタログ『ライト』より


  • ヴィンテージスタイル

    壁紙カタログ『ライト』より

  • エレガンススタイル

    壁紙カタログ『ライト』より


  • 和モダンスタイル

    壁紙カタログ『ライト』より

  • シックモダンスタイル

    壁紙カタログ『ライト』より

この部屋でどのように暮らしたいか・過ごしたいかを想像するのもいいですよ!
例えば・・・
・カフェのようにまったり暮らしたい
・ホテルライクのようにかっこいい感じにしたい
・海を感じるような優雅な気分で過ごしたい
・楽しくワクワク過ごせるような空間にしたい
・・・となりたい理想の過ごし方を挙げてみましょう!
イメージを膨らませることで、自分のライフスタイルに合ったインテリアスタイルが定まってきます。

リビングは明るくてシンプルな北欧系にあこがれるな♪

自然を感じられるナチュラルな空間が好きだな。

グリーン系、リーフ柄もいいね!

みんなの意見をまとめると、自然を感じられるモチーフがあって明るい空間にしたい、でもシンプルっていうことだね!

それですと、北欧風なナチュラルテイストが近いですね。
イメージ決めは快適な空間にするための鍵となるので、妥協せず話し合いましょう。

【Step2】 イメージが固まって、インテリアテイストが決まったら
それに合う床材の色を決めましょう

Step1でイメージが固まりインテリアテイストが決まったら、それに合う床材の色を決めましょう!
床材も壁紙と同様で、お部屋の中で面積を占める割合が広いので色選びは重要なポイントです!


ホワイト・グレー系

ベージュ・ブラウン系

濃いブラウン・ブラック系


木目の色も明るめ~暗めとさまざまありますが、インテリアテイストが決まっていると候補の商品が絞られてきますよね!

Yさんご家族は明るい北欧風のナチュラルテイストを好まれているので、床材は左の画像のようなホワイト系の明るい商品を選ぶとイメージに合いますよ。
最近は、グレイッシュの明るい床材が人気なようです!

【Step3】 カタログや壁紙の基礎知識を知っておきましょう

まずは、壁紙の素材を知りましょう!

●ビニル:塩化ビニル壁紙が主流で、メンテナンス性がよく、あらゆる場所に施工できます。

●ビニル以外:和紙・織物・珪藻土など素材系壁紙。水廻りには不向きです。

次に、テクスチャー(質感、壁紙の表情・風合い)の違いも知っておきましょう!
色や柄だけでなく、Step1で決めたインテリアテイストに合うテクスチャー(質感、壁紙の表情・風合い)を選ぶこともポイントの一つです。

知らなかったわ!
素材や質感の特徴を知ることで、使いやすさや雰囲気が変わるのね。

壁紙のカタログもたくさん種類があるよね。
どのカタログから選べばいいか迷ってしまうな・・・。

ビニル壁紙のカタログは、大きく分けて2つあります。
量産タイプと1000番台のカタログです。

量産タイプ(リリカラだと「ベース」、「XBクロス」、「XRクロス」)は、ベーシックな商品が多く、お求めやすい価格帯です。

1000番台(「Vウォール」、「ライト」、「ウィル」など)は、量産カタログよりも色や柄が豊富で“キズや汚れに強い”といった機能性も備えている壁紙も多く収録しています。

施工業者様からご指定のカタログがありましたら、そちらからお選びください。

へぇ、そういう違いがあるのですね!
うちには小さい子供や犬もいるから、キズや汚れに強い機能性があると便利だよな。
他にはどんな機能があるのですか?

主な機能性壁紙は、ご覧の種類があります。

●キズ・汚れ
タフクリーン
消臭+汚れ防止(ダブルクリーン)
スーパー強化・汚れ防止(ペット・車いす対応)

●消臭
ハイブリット光消臭・エアリフレ

●湿度コントロール
通気性・吸放湿

参考例のように、お部屋別で機能性壁紙を有効に使用してみるのもおすすめです。

  • 参考例:部屋別おすすめ機能性壁紙

【Step4】 ショールームに行って、大きなサンプルで壁紙を確認してみましょう

カタログの小さな貼り生地では、実際の仕上がり具合がイメージしにくいですよね。
また、カタログに貼ってある小さなサンプルと実際の広い面積に張るのとでは、色の見え方や感じ方が異なります。 例えば小さいサンプルをみて暗い・濃いかなと感じる商品も、大きいサンプルで見ると思ったのより明るく・淡く見えることがあります。

お近くにショールームがある場合は、ぜひ行って確認してみましょう!なかなか行くのが難しい方は、インテリアコーディネーターや工務店などに依頼してA4サイズのサンプルを取り寄せることもできます。

※サンプルのお取り寄せは、業者様へご依頼をお願いします。

家を建てる、またはリフォームを検討されている方は、居心地の良い家づくりに、ぜひ参考にしてください。

記事内にてご紹介の商品・掲載カタログ

おすすめ記事