アーバンデザインから、空間デザインの世界へ。大学時代に出会えた、新しい未来。

大学時代の専攻はアーバンデザインでした。地域の課題を解決するための環境づくりや建物のデザインを勉強していましたが、正直なところ、自分がその仕事をするイメージがなかなか湧きませんでした。
一方で、魅力を感じるようになったのが空間デザイン。もともとインテリアが好きだったこと、コンペのときに建築学科や工業大学の人たちとのコラボで空間デザインに触れることもあり、地域政策などのソフト面よりもハード面に関わりたいという想いから、リリカラに入社しました。
今の仕事は、オフィス内における課題解決のご提案です。一番多いのは、人やモノが増えて手狭になったスペースについてのご相談。机の配置やスペースの使い方を考え、解決策を提案していきます。スペースを有効活用することで、オフィスの見た目はもちろん、働く人の集中力や効率まで変わってくるんです。
お客様の課題はそれぞれ違うので、同じ方法で解決できることはありません。大変ですが、同じことをくり返すのではないその面白さが、大きなやりがいになっています。

大きな案件をとる達成感。その感動の輪に加わりたい！

入社1年目の頃の新規開拓はつらかったですね。緊張しながらやっと電話をしても、その後、お客様からはまったく反応がない。どうしたらいいかわからなくなって、悩みました。
そんなとき、女性の先輩から「新規だからこそ、何も恐れずに飛び込んでいいんだよ」とアドバイスされました。「既存のお客様だと、自分のミスひとつで信用を失うことがあるから慎重になるけれど、新規はまっさらな状態だからこそ積極的に動くことができる。あなたがやりたいようにやっていい。フォローするから」と。その言葉が、悩んでばかりだった私の背中を強く押してくれました。
先輩たちも、何度もお客様のもとへ通って大きな案件をとっています。その感動の輪に、私も早く加わりたい！と思います。

自分にできることを精一杯やる。新人ならではの視点も強みに。

入社する前と今とでは、私自身の「スペースの見方」が変わりましたね。休日にのんびりとカフェめぐりしていても、ここの店内はちょっと窮屈だなとか、こうしたらもっといいのになあとか、心の中でアイデアを練ってしまう自分がいます（笑）。
新人は確かに経験不足ですが、「若い人ならではの新しい視点がほしい」と言ってくださるお客様もいます。今、自分が何を求められているのか、それに対して自分は何ができるのかを考え、勉強しながら精一杯進んでいきたいです。
就職活動をしているみなさんに伝えたいことは、まわりに流されないでほしいということ。私も焦ったり、落ち込んだりすることがありました。でも今では、自分が採用されなかった会社は、自分に合っていなかったんだと思えます。自分に合う会社を目指して、焦らずに行動していってくれたらいいなと思います。