2008年に中途採用入社。営業アシスタント業務を経て、2012年に係長、2015年に課長となる。現在は見積作成などの営業支援、課員の全体フォロー、マネージメント、さらに営業向けセミナー斡旋、研修のバックアップなどの企画も担う。様々なセクションと関わりをもつ「要」の業務。休日は健康管理に努め、岩盤浴などでリフレッシュ。加圧トレーニングを3年ほど続けている。
「私なんかが務まるの!?」
それが、「課長にならないか」と声をかけられたとき、最初に思ったことでした。中途採用で初めての業界に入り、8年目の2015年。係長にはなっていましたが、次のステップなんてまったく想像していなかった。それでも思い切って「やってみます!」と言えたのは、直属の上司の「今まで見えなかった世界が見える。新しいやりがいを感じられるよ」という言葉があったから。
それから1年ちょっと経った今、上司の言葉通りだったと感じます。まだまだ部下のフォローも足りず、わからないことだらけだし、くじけそうなときもあります。でも、周りがいつも支えてくれる。だから楽しめるんです。課長になれたというより、「課長に就かせてもらっている」と言ったほうが正しいかも(笑)。
私が課長を務める営業サポート課は、営業メンバーを支援するために見積を作成したり、お客様への対応を行ったりすることが主な業務です。オフィス空間の提案なので、まずは営業スタッフがお客様の企業へ行き、ニーズをヒアリングしてきます。その言葉に基づいてサポートするわけですが、このごろはお客様の「バックグラウンド」を積極的に探るようになりました。「この商品を必要としているということは、大きな移転を控えているのでは?」など、言葉の向こうにある背景がわかればお客様が思っていた以上のことを提案できます。そんなふうに支援の幅を広げたことで、お客様にもさらに喜んでいただけるようになりました。 入社当時は、今の自分はまったく想像できませんでしたね。銀行、ハウスメーカー子会社という経歴を経て、学生時代から興味があった空間デザインの業界へ。まったくゼロからのスタートだったので、必死に聞いて回って覚えていた記憶があります。失敗もたくさんしました。でも、それも糧になります。何でもやってみる。とにかく楽しむ! その気持ちで、ここまで来たように思います。
2015年の秋には、社内の新しいプロジェクトとして「女性活躍・ダイバーシティ推進委員会」を立ち上げました。まだ手探り状態ですけど、部門や世代を超え、独身の人や既婚の人、それぞれの立場から育休や時短などについてディスカッションしています。女性だけでなく男性も含めて、みんなが活躍できる働き方をつくっていきたい。これから入社する人にもぜひ参加してほしいし、どんどん意見を言ってほしいです。
就職活動中の人に伝えたいのは、自分のことがまだわからなくてもいいよ、ということ。一生懸命取り組むみなさんに対して、私たちは全身全霊でいいところを発見します。楽しみに待ち構えていますから(笑)、どうぞがむしゃらなままで、来てください。