環境問題に取り組む国内回収廃ペットボトルをリサイクルしてできたカーテン「エシカ」

きれいな海を守るために・・・

近年海洋プラスチックごみが世界的な問題となっています。
プラスチックは自然界で分解されにくいため、不法投棄やポイ捨てなどにより川や排水溝などを通って海に流れ着き、海洋プラスチックごみとなって海洋汚染の原因の一つになっているのです。

魚やウミガメ、クジラなど海の生き物が間違って海を漂うプラスチックごみを食べてしまったり、海に捨てられた漁具がからまって死んでしまったり・・・といった痛ましいニュースをご覧になった方もいらっしゃると思います。

これまで日本では廃プラスチックの多くを国外に輸出していましたが、近年はそれも難しくなっています。
そのため、飲食店ではこれまで提供していたプラスチック製のストローを廃止したり、スーパーではレジ袋の無料提供を終了したりと様々な対策がとられています。

プラスチックでできた製品はたくさんありますが、身近なプラスチックの一つがペットボトルではないでしょうか。

今回のリリカラノートでは、ペットボトルから環境対策ができるカーテン「エシカ」をご紹介します。

国内回収廃ペットボトルをリサイクルしてできたカーテン「エシカ」とは？

1.「エシカ」の商品名の由来

みなさんは、“エシカル”という言葉を聞いたことはありますか？
“エシカル”とは、もともと「倫理的」「道徳的」という意味を持つ言葉です。それが最近では「地球環境や人・社会・地域への配慮」という意味で使われることが多くなっています。
“エシカル商品”といって、地球環境が損なわれないように配慮された商品や、不利な環境にいる人々・地球環境保全への取り組みなどへの寄付がついている商品を目にしたり、購入したりしている方もいらっしゃると思います。

リリカラも、より良いエシカルな環境をつくりだすために、廃ペットボトルのリサイクル製品を開発し、国内回収廃ペットボトルでできたカーテン「エシカ」と名づけました。
国内で回収された廃ペットボトルを国内でリサイクルすることにより、不法に投棄されるごみを減らし、持続可能な社会を目指しています。

2.国内回収廃ペットボトル糸のみでできたカーテン

リリカラの「エシカ」は日本国内で回収された廃ペットボトルのみを糸にしてできたカーテンです。

日本で回収されたペットボトルは、海外で回収されたペットボトルと比べて、圧倒的に“キレイ”で再利用しやすいというメリットがあります。

日本では家庭でペットボトルを洗浄して資源回収に出す習慣があり、また日本のリサイクル工場の高い選別・洗浄技術によってペットボトルからカーテンに生まれ変わることができるのです。

国内回収廃ペットボトル100％カーテン「エシカ」は、H2000×W2000の一般的な1窓分のカーテンで、約160～200本分ものペットボトルをリサイクルできる見込みです。

3.おすすめの使用場所

リリカラの国内回収廃ペットボトルでできたカーテン「エシカ」は、環境省から推奨されているグリーン購入法適合商品かつ、エコマーク認定品ですので、小学校、中学校などの各種教育施設や、公共施設などにもおすすめです。

特に、国内回収廃ペットボトル100％カーテンは、小学校、中学校などの各種教育施設におすすめの製品です。
身近なペットボトルからできたカーテンを使用することで、リサイクルの大切さを知るなど、子どもたちの環境問題の学習にもお役立ていただけるのではないでしょうか。

「エシカ」を動画で詳しくご紹介しています。