リリカラノート

「おかえり モネ」タイトルバック YUKI FUJISAWAコラボレーション

メディア紹介

DATE: 2021-09-02

  • カーテン

“YUKI FUJISAWA” デザイン、NHK連続テレビ小説[おかえりモネ]タイトルバックに登場する印象的なオーガンジーアートの制作に、リリカラは素材とインクジェットプリント技術で協力しました。 企業へのデザイン提供やブランドディレクション、舞台衣装などテキスタイルとデザインを軸に幅広く活躍する“YUKI FUJISAWA”。直近では2020年2月の“NEWoMan新宿”アートワーク制作以来の、リリカラとのコラボレーションです。


今回のアートワークは、YUKI FUJISAWAがブランド初期から表現を続けている“オーロラのテキスタイル"という作品。“刷毛染め”の技法を用いて手仕事で創り出したカラーを、刷毛跡やにじみ・グラデーションを残しながらデータ化し、最終的に総計50mのオーガンジー生地にプリント、5つのバリエーションを制作しました。

表現テーマとなったのは“ めぐる ”というキーワード。

降り注いだ雨が大地をつたい、川となりやがて海へ還るように。季節はうつろい、木々は色を変え、自然も人も移り変わりまた廻る。大気や水の循環、空気と風の動き、タイトルバックの舞台である気仙沼と登米の豊かな自然と移り変わる空模様を繰り返しイメージし制作に臨んだ。



表現としてのアートワークと違い、映像の中に作品を落とし込むには多くのご苦労があったとの事。
一つはスケール。“NEWoMan新宿”でのアートワークの際は巾3mのスケールに対してのチャレンジだったが、今回撮影に際しては長さ10mずつの巨大な布を重ね合わせる映像表現。
さらに、画面に切り取られる光の反射・透過、空気や風に重なる柔らかな色の動きを意識し、プリント品と手染め品を組み合わせて、撮影隊とともに何度もテストを繰り返した。



自然の風景の中でたゆたう布たちが、映像の中で光や空気、波や風にも見えてくる驚き。
あたらしい表現のかたちと、圧倒的に多くの人の目に触れる機会に廻り合えたこと。映像の力と布たちの可能性を再認識するとともに、大きな喜びを得ることができたと語る藤澤さん。
更なるご活躍を願い、また、新たなチャレンジにご協力できる機会を心待ちにしています。

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