
商船三井興産株式会社
カフェテラスを起点に、交流が広がるオープンなオフィス
商船三井興産株式会社
カフェテラスを起点に、交流が広がるオープンなオフィス
商船三井興産株式会社様は、ビルメンテナンスや不動産管理で培ったノウハウを活かし、不動産活用の企画提案から建物の管理運営まで幅広いサービスを展開されています。
今回のオフィス移転では、人員拡大に向けた増席を実現するとともに、固定席中心の働き方から自由度の高いABWへと移行。コミュニケーションの活性化と社員の働きやすさを両立する、風通しの良い環境づくりを目指しました。
空や陽の光、時間の移ろいといった自然の要素を空間全体のコンセプトとし、ランダムなレイアウトの執務スペースや、カフェテラスをモチーフにしたリフレッシュスペースを中心に、空間全体を見渡せる開放感のある構成としました。エントランスや会議室にも共通のテーマを反映し、オフィス全体としての統一感を大切にしています。
背景・課題
● 入居ビルの再開発計画を機に、人員増加を見据えた拡張移転が決定
● 自席を持たない新しい働き方に挑戦したい
● リフレッシュスペースを充実させたい
解決策
● 動線が交わるランダムな執務レイアウトによる、自然なコミュニケーションの創出
● 鮮やかなカラーリングと有機的な曲線による、見通しのよいオープンな空間構成
● 「晴れた空の下、海に浮かぶカフェテラス」をモチーフにしたリフレッシュスペース
自然な交流を生み出す、見通しの良い執務スペース
固定席を基本としてきた従来の働き方を見直し、業務内容や気分に合わせて働く場所を選べるABWの実現に向け、多様な席を設けた執務スペース。壁やパーティションを設けず、どこにいても全体を見渡せる、開放感のある空間としています。
デスクはきちんと整列させるのではなく、あえて動きを感じるランダムな配置とすることで、人の動きや視線が交わりやすいレイアウトに。日常の中で、さりげない会話や交流が生まれる環境を目指しました。

また、社員のさまざまな個性が集まる「あそびば」のような場をイメージし、鮮やかなカラーリングと有機的な曲線デザインで空間を構成しました。色の移ろいに沿って、交流・リフレッシュ・集中といった働き方のスタイルを、自然に切り替えられる設えとしています。





人の動きや視線が自然に交わるよう、多様な席を取り入れたオレンジエリア。上下昇降デスクやソファ席、1on1や気軽な打ち合わせに使える席などを設け、人が集まりやすく、会話が生まれやすい構成としています。部署や世代を越えたコミュニケーションを後押しする、オフィスの中でも特にアクティブなエリアです。



象徴的な円形ソファを中心に、ゆったりと過ごせるグリーンエリア。フェイクグリーンをふんだんに取り入れることで、視覚的にも落ち着きを感じられる空間としています。ちょっとした休憩や気分転換がしたいときなど、業務の合間に自然と立ち寄りたくなる、心と頭をリセットするためのエリアです。





個人作業や集中作業に最適なブルーエリア。 メイン動線側にはコミュニケーションを創出する高さ違いデスクを配置しながら、カウンターテーブルやフルクローズ型ブース、モニターを完備したブーメラン型デスクなど、周囲を気にせず作業に取り組める什器を多く取り入れています。考えをまとめたいときや、集中して作業に取り組みたいときに適したエリアです。
晴れた空の下に広がるテラスをモチーフにしたリフレッシュスペース



社員が自然と集まる場として、オフィスの中心にリフレッシュスペースを配置しました。「晴れた空の下、海に浮かぶカフェテラス」をデザインモチーフに、内装や照明計画にもこだわったシンボリックな空間としています。
天井は淡いブルーで塗装し、空の広がりを表現。壁には上部から足元へとやさしく色が移ろうグラデーションのデザインクロスを採用しています。床にはテラスを感じさせる木目タイルを合わせることで、天井から壁、床へと視線がなだらかにつながる構成としています。
陽の光を表現した、温かみのあるエントランス

水平線から昇る陽の光が波紋のように広がる情景をモチーフにしたエントランス。 木・ファブリック・金属・光といった複数のマテリアルを組み合わせることで、さまざまな素材のメンテナンスをする同社の事業内容ともリンクさせています。 清潔感と温かみを兼ね備えた、やさしい印象のエントランスに仕上げました。
時間の移ろいを感じられる会議室

エントランスの「陽の光」から着想を得て、リフレッシュスペースと共通のデザインコンセプトを取り入れた会議室。各部屋には、夜明けから夕方までの時間の移ろいを感じさせるグラデーションのデザインクロスを採用しています。


会議室エリアの開放感を大切にし、ガラス面にはフィルムではなく、開閉可能なレースカーテンを採用しています。必要に応じて視線をやわらかく調整でき、光や人の気配を感じながら打ち合わせが行える空間です。
お客様の声
「従業員が自由な働き方ができるようABWオフィスにチャレンジしよう」をテーマにオフィス移転プロジェクトをスタートさせました。各部署から1名チームメンバーを選出して週1回のプロジェクトミーティングを重ねましたが、固定席型オフィスへの愛着が強いメンバーも多く、意見を取り纏めるのにとても苦労しました。
そうした中で、リリカラさんのプロジェクトマネージャーの方には議題の交通整理をしていただき、また、デザイナーの方には毎週のように変わる当社の要望(我儘!?)を反映したレイアウトを迅速に作成いただき、無事にオフィス移転を完了することができ、大変感謝しています。今では、午前と午後で座るエリアを変える社員もおり、新オフィスでの業務をみな楽しんでいます。
担当者の声
TEPPEI NAKAYAMA
各部署から集まったプロジェクトメンバーが、デザインや家具選定に主体的に関わりながら進めたプロジェクトでした。移転を機に、関連会社とのコラボレーションも生まれやすいオフィスになったのではないでしょうか。新オフィスが、お客様の更なる発展につながれば幸いです。
担当者の声
MIYU TOKUI
有機的な曲線やグラデーションデザインを取り入れ明確な境界をつくらないことで、部署を超えたコミュニケーションや風通しの良い環境を表現しました。どこにいても全体を見渡せるオープンなオフィス空間で、自由な働き方をかなえていただけたら嬉しいです。
DATA
| 会社名 | 商船三井興産株式会社 |
|---|---|
| 業種 | ビルメンテナンス業 |
| オフィス所在地 | 東京都港区 |
| 面積・人数 | 961㎡/約290坪・約100名 |
| プロジェクト期間 | 2025.03~2025.12 |
| ロール | PM / 設計 / 什器 / セキュリティ |