ウェーブロックホールディングス株式会社- デザイン事例|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

ウェーブロックホールディングス株式会社

オフィス面積を約50%削減し、ハイブリッドワークへとシフトチェンジ

ウェーブロックホールディングス株式会社

オフィス面積を約50%削減し、ハイブリッドワークへとシフトチェンジ

  • 401坪~
  • コミュニケーション
  • エンゲージメント
  • イノベーション
  • フリアド/ABW
  • ハイブリッドワーク
  • 製造業

異なる特徴を持つ素材を「組み合わせる」ことで新たな価値を創造する、複合素材の加工メーカーであるウェーブロックホールディングス株式会社様。ウェーブロックグループのステークホルダーの幸せを最大化するために、業界の中でも世界トップクラスの収益性を誇る存在感のある企業になることを目指し、日々挑戦を続けている。

 

2020年以降の急激な働き方の変化を受け、「全員が毎日出社する」スタイルからの転換をきっかけに、本社オフィスの面積を縮小する検討・見直しを実施。移転の場合とリニューアルを行った場合それぞれのシミュレーションを行い、双方のメリット・デメリットを洗い出した結果、現状オフィスのリニューアルを行うことが決定しプロジェクト方針が定まった。

 

今回のリニューアルでは、オフィスの面積の約50%返却のためにフリーアドレス制を導入し、イノベーション創出を促進するコミュニケーションの場となるオフィスづくりを目指した。

背景・課題

固定席からフリーアドレスへ移行してオフィスを最適化させたい

在宅ワークではできない働き方を実現させたい

社員同士が気軽に意見を交換できる場所を設けたい

解決策

2エリアのうち1エリアをリニューアル、もう1エリアを返却して従来の約半分までスペースを削減

在宅ワークでは実現が難しい3つの空間を設けた

コミュケーションのためのオープンなカフェエリアを新設

オフィススペースの最適化~固定席からフリーアドレスへ

緊急事態宣言の発令以降、同社では緊急事態宣言下において、オフィスの出社率を50%以内から30%以内に下げて継続し、在宅勤務を中心とした働き方が定着してきた。そこで、固定席制からフリーアドレス制へと移行し、エレベーターや廊下などの共用部を挟み2エリアあったうちの1エリアをリニューアル、もう1エリアを返却した。これにより、従来の約半分のオフィススペースを削減し、最適化を実現した。
フリーアドレス制の導入により、出社の目的に合わせて場所を選択できるようになったことで、社員のモチベーション向上や自律的な働き方の促進が期待されている。


ハイブリッドな働き方の浸透に伴い、フリーアドレス制を導入しオフィスの約半分を返却

「コミュニケーション」・「集中」・「リフレッシュ」空間の創出で在宅ワークではできない働き方を実現

フリーアドレス制により生まれた新しいスペースには、在宅ワークでは実現が難しい「コミュニケーション・集い」「集中」「リフレッシュ」の空間を設けた。

視界を遮り、集中を維持できるパーソナルブース。ウェブセミナーの視聴に最適で「オフィスに行くと話しかけられて集中できない」という課題を解決する。

外の光を感じてリフレッシュできるカウンター席。隅田川を見渡しながらリラックスして業務が行える。

 

イノベーションに繋がるコミュニケーション創出を促すオープンなカフェテリア

コミュケーションのためのオープンなカフェエリア。テレワークが浸透し、オフィスの役割が「仕事をする場」から「イノベーションを起こす場」へと変化したことを受けて、社員同士が気軽に意見を交換できる場所を設けたいと考えていた。また出社する機会が減少する中、社員のメンタル面をカバーしたいという目的もあり、ほっと一息づけるような空間に仕上げた。



カフェエリアの昼と夜。昼はカジュアルな印象なのに対し、夜はラグジュアリーな印象へと変化する。コロナ収束後には、このカフェテリアで飲食をしながら交流を深めたいという思いだ。社員同士のつながりを大切にする同社ならではのこだわりが詰まったエリアとなっている。

愛着や親しみを感じる自社らしさを出した会議室サインプレート

オフィスの角にある開放的な会議室。オフィスにいながらも開放的な環境でアイデアを出し合うことができるこの会議室は、在宅勤務ではできないオフィスならではの価値を社員に提供している。机に設置されているのは株式会社イノベックス(グループ会社)が手掛ける、透明度が高く飛沫感染を防止する不燃シート。4人掛けの対面で使用するような小さなタイプから、3メートルを超える長机やカウンターにも設置可能なタイプ、キャスター付きの移動可能なタイプといったラインナップを用意し、割れにくく誇りが付きにくい工夫が施されている。

 

カフェ会議室のサインプレートには、株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーアマ(グループ会社)が手掛ける「金属調加飾フィルム」を使用した。社名にちなんで「ウェーブ」をモチーフにデザインされており、細部まで愛着や親しみが枠オフィスづくりを追求した。

プロジェクトポイント

本プロジェクトの工事期間は、約1か月。検討は2020年10月から始まり、2021年3月に完成した。同社は、グループ4社がワンフロアに同居していたため、グループ各社の選抜メンバーやBPR室※と事務局(総務課)を中心としたオフィス・プロジェクトチームを結成した。限られた時間の中で、各所の要望を取り入れながら、ハイブリッドな働き方を実現することができるオフィスを構築することができた。
※ビジネスプロセス・リエンジニアリング室(組織、制度の見直しを行い、改革・改善する部署)

お客様の声

オフィスリニューアルを依頼した理由をお聞きした。「オフィスを縮小したり、自席をなくしたりということは、人によってはネガティブに捉える場合もありますよね。だからこそ、リニューアルをきっかけとして、従業員のモチベーションに変化をもたらすことが大切になります。リリカラさんの提案書には、そういった内容が盛り込まれていましたし、弊社をよく理解してくれて、弊社らしいオリジナリティのあるものになっていました。それが、大きな決め手でした。また、20年程前、このビルに移転したときも、その後の会議室を増減させたときもリリカラさんにお願いしたという経緯もありました。弊社をよく知っていたので、心強かったですね。」

 

DATA

会社名

ウェーブロックホールディングス株式会社(https://www.wavelock-holdings.com/ja/index.html

オフィス所在地

東京都中央区

オフィス面積・人数

約425坪/約1,400㎡ (リニューアル前)、約150名

プロジェクト期間

2020/10~2021/3(施工期間 1か月)

ロール

設計・デザイン/施工

ページ上部へ