
某ソフトウェア開発会社
和の世界観で来訪者を魅了するおもてなし空間
某ソフトウェア開発会社
和の世界観で来訪者を魅了するおもてなし空間
今回、新たにフロアを増床し、来訪者が企業ブランドの価値を体感できる「おもてなし空間」を新設しました。商談やセミナー、イベントなど多目的に活用できるだけでなく、来訪者との親睦を深める会食エリアも新設し、来訪者を丁寧にもてなすホスピタリティの高い空間となっています。
スカイツリーを望む高層階ならではの開放的な眺望と、枯山水や富士山を取り入れた日本らしさを感じるデザインにより、圧倒的なスケール感と上質さを兼ね備えた空間として、企業の魅力を一層引き立てます。
背景・課題
●来訪者を惹きつける「迫力のある演出」が欲しい
●日本文化を感じられる要素を取り入れたい
●商談以外にも多目的に活用できる機能性を確保したい
解決策
●大型LEDビジョンによる迫力と感動の特別な迎賓
●松や枯山水、四季の富士山を設えた和空間
●セミナーやイベント、会食に対応できる空間設計
大型LEDビジョンによる迫力と感動の特別な迎賓

今回新設したフロアは、訪れた方に強いインパクトを与えるおもてなし空間として設計され、企業への信頼感や存在感を高める場として機能します。

特にエントランスは、来訪者が最初に目にする重要なエリアとして、エレベーターホールからの 見え方まで意識して デザインしています。横幅6m超の大型サイネージに映し出される滝の映像が迫力と感動を伝え、空間の世界観を印象付けます。
さらに奥へ進むと、枯山水や松の木、富士山など、和の造形を丁寧に再現した空間が広がります。ゲストが五感で日本の趣を体感できるよう綿密にデザインされ、一人ひとりに特別な体験をもたらす迎賓の設えとなっています。
松や枯山水、四季の富士山を設えた和空間
海外からの来訪者が多いことを踏まえ、「和の趣」を存分に感じられる空間づくりを追求しました。枯山水や滝、富士山など、空間に和の趣を添える意匠は、素材の選定から最終的な仕上げまで、一つひとつの工程にこだわり丁寧に作り込んでいます。

枯山水
職人が熊手を使い、一筋一筋ていねいに砂紋を描き、石の配置まで緻密に整えることで、伝統的な枯山水を再現しました。
松の木は自然の景観を想起させるリアルなフェイクグリーンを選定し、砂紋と調和させることで、格式高い枯山水の情景を生み出しています。

富士山
障子の奥にプロジェクターを設置し、「桜×富士山」「雪景色×富士山」など四季の移ろいと日本の象徴である富士山を、計8パターンの映像で映し出して再現しています。

重厚感のある岩
受付カウンターと背面の壁は、発泡スチロールを岩の形に成形し、その上から「モルタル」というセメント・砂・水を混ぜ合わせて練った建材を塗り重ねて制作。
本物の岩の凹凸や質感を忠実に再現した重厚感ある仕上がりです。
周辺に、本物の岩や石を組み合わせて配置し、より自然に近いリアルな存在感を演出しました。

迫力の「滝」演出
幅6.5m × 高さ2.5m の大型ディスプレイで、迫力ある「滝」の映像を再生。空間に足を踏み入れた瞬間から圧倒的な存在感と強いインパクトを与えます。
またお客様のお名前を表示することで、感動的なおもてなしを演出する特別な体験をご提供します。
上質な時間を演出する会食エリア



来訪者との親睦を深める洗練された 会食エリアを設けました。深みのあるブラウンを基調としたインテリアで落ち着きと高級感を演出し、豊富なドリンクを収納できるスペースも完備しています。窓際のカウンター席からはスカイツリーを望むことができ、夜は夜景を楽しみながら、夏には隅田川の花火も眺めることもできます。
さらに会食用テーブル上の天井には、計4台のプロジェクターを設置しており、テーブルにお客様の名前や鯉の映像を映し、心に残る上質な会食のひとときを演出します。
シーンによって使いわける、応接室とプレゼンルーム


(写真:左)
高級感漂う応接室は、一面のガラス窓から差し込む自然光と広がる眺望が、開放感と豊かさを演出します。
(写真:右)
大型モニターを備えたプレゼンルーム。プレゼンテーションに最適な大型モニターを備えた機能的な空間です。背もたれが薄く高級感のある Abita Style製チェアや、窓際席にはベンチ席を設け、最大20名までの会議に対応可能です。居心地の良い洗練された環境が、集中力と創造性を自然に引き出します。

床材には川の流れを連想させるデザインを施し、部屋の正面には石や竹をあしらった和の箱庭も整えられています。応接室においても日本のおもてなしの心が感じられる空間となっています。

プレゼンルームの室外の壁面は竹を模したルーバーで囲い、和の要素を丁寧に調和させた空間へと仕立てました。
多目的に活用できるイベントスペース


イベントスペースは、約100名分の椅子を並べられる広さを確保し、ステージやプロジェクター、演台も完備。社内外のセミナーや研修・イベントなど多目的に活用できます。
また、窓からスカイツリーや隅田川の花火を望める眺望を活かし、照明は昼・夜・セミナー・花火鑑賞など用途に応じて調光可能で、時間帯やイベントの雰囲気に合わせて最適な空間演出ができます。

正面の壁には、アルミ製のポールにシートを巻き付けて竹を再現し、左官仕上げの壁紙と組み合わせることで、質感のある和の表情を生み出しました。
快適さと機能性を備えた執務エリア



おもてなしエリアに隣接する執務エリアは、ゆとりある固定席と、作業効率と快適性を両立させるためのフレキシブルなワークプレイスを導入しています。快適な固定席と、
ベンチテーブルを対向型に配置することで、チーム間のコミュニケーションを保ちながら、作業効率も高められる設計にしています。
また、外の景色を眺めながら作業できるカウンター席や、両面ガラス張りのフルクローズ型ブースを完備し、開放的な雰囲気の中で集中作業やWeb会議をすることも可能です。
執務室入り口付近の会議室は、通常は会議室として使用するほか、おもてなしエリアが開放される日は配膳スペースとしても活用できるよう、通路幅に余裕をもたせた動線設計を取り入れています。
作業効率と居心地の良さを両立させ、日々の業務を快適かつスムーズにサポートする執務スペースとなっています。
担当者の声
KEIICHI KATAYAMA (cozzi. inc)
圧倒的なスケールと繊細な“間”で、日本のおもてなしを舞台化しました。光と映像の演出をさりげなく織り交ぜ、五感に響く驚きと安らぎを両立させながら、来訪者の心に深く刻まれる体験価値の創出を目指しました。
cozzi. inc
担当者の声
KAORI FUKUI
ゲストに驚きや感動をもたらす仕掛けが随所に散りばめられた空間ができあがりました。おもてなしとは何かを改めて考える機会となり、皆様が笑顔になり素敵な時間を過ごせる空間の構築に関われて大変嬉しく思います。
担当者の声
JUNPEI MAKIHARA
利用される方々に向けての熱い想いや細やかな気遣いが溢れるご要望をいただき、その熱が伝播して妥協のない空間を創ることが出来たと感じています。そんな空間に出来たからこそ、ご利用される方の心に残る場所になれば本当に嬉しく思います。
DATA
| 会社名 | 某ソフトウェア開発会社 |
|---|---|
| 業種 | 情報通信業 |
| オフィス所在地 | 東京都千代田区 |
| 面積・人数 | 1,358㎡/約410坪 ※対象フロアのみ |
| プロジェクト期間 | 2024.12~2025.10 |
| ロール | PM/設計・デザイン/内装工事/家具・什器セレクト |