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株式会社光文書院

太陽に向かって咲き誇るひまわりを表現したラウンジ空間

DATA
会社名
株式会社光文書院 https://www.kobun.co.jp/
規模
170㎡(約51坪)※対象エリアのみ
ロール
設計 / 什器 / 内装 / 電気 / 照明 / 引越し
About
株式会社光文書院様は、「学ぶことを楽しむ子どもたちであふれる未来を創造する」をビジョンに掲げ、小学校用教科書・副読本をはじめ、図書教材、教育書、教材・教具の開発・出版を手がける教育出版社です。

今回は、これまで多目的スペースとして活用していた6階をリニューアル。企業の象徴である「ひまわり」をデザインに取り入れ、より広く自由に使えるラウンジ空間へと生まれ変わりました。
Point
・光文書院様のシンボルである「ひまわり」をモチーフに、企業理念を表現した空間デザイン

・環境に配慮した素材選定や既存什器のアップサイクルによる、サステナブルなオフィスづくり

・工事中の現場視察やワークショップを通じて、完成後だけでなくプロセスも共有する社員参加型の取り組み

企業の象徴である「ひまわり」を取り入れたデザイン

今回のリニューアルでは、利用シーンに応じた柔軟性と利用率の向上を目指し、「GROW LOUNGE」というコンセプトのもと、子どもたちがのびのびと学ぶ教室のように、社員一人ひとりの「FUN(ワクワク)」が育まれるラウンジ空間へと刷新しました。

ラウンジ内は、「Focus」「Active」「Meeting」の3つのエリアにゾーニングし、中でもActiveエリアでは、朝礼やセミナーといった用途に合わせてレイアウトを変更できるよう、可動式の家具を取り入れています。

フロアの中心には、光文書院様のシンボルである「ひまわり」を平面的に取り入れ、ひまわりが太陽に向かって咲き誇る姿をモチーフにしたデザインを採用しています。

ラウンジスペースの鳥観図

陽の光が差し込む窓際には、ひまわりの花をモチーフにした「Flower Table」を配置。床材の貼り分けによって茎を、葉の形をした「Leaf Table」によって葉を表現し、空間全体で太陽に向かって咲き誇るひまわりの姿を描いています。 

未来に向かって学び、成長していく子どもたちを象徴する「ひまわり」。そのひまわりが育つための土壌として、地球環境や社会、そして日々働くオフィスのあり方まで大切にしたい。光文書院様の理念と思いが反映されたラウンジとなっています。 

未来への負担を減らす、環境に配慮した素材選定

今回新たに採用する素材には、再生材やリサイクル可能な素材を積極的に取り入れ、未来への環境負荷を抑える設計を行いました。子どもたちが健やかに育つための土壌を大切にするという光文書院様の考えを、サステナブルなオフィスづくりとして形にしています。 

Flower Table
天板に亜麻仁油などの天然素材を主成分とするリノリウムを採用した Flower Table
Flower Table
繊維リサイクルボード「PANECO」を使用したプランターボックスと葉脈を表現したテーブルを組み合わせたLeaf Table
Flower Table
もみ殻を再利用した樹脂を背と座に採用したチェア 
Flower Table
再生材を15%以上使用し、廃棄時は100%単一素材に分解可能なチェア
Flower Table
植物由来のプラスチックを採用したペンダント照明
Flower Table
再生材比率80%のタイルカーペット(左)
天然素材から生まれたリノリウム製床材(右)

また、環境負荷の低い素材や家具の採用に加えて、旧ラウンジで使用していた什器のアップサイクルにも取り組みました。本棚の跳ね上げ扉はブックスタンドとして再利用し、テーブルの天板はカウンターの袖パネルに形を変えています。

 使われなくなったものに新たな役割を与えることで、これまで大切にされてきた思いを引き継ぎながら、資源を無駄にしないサステナナブルなオフィスづくりを行いました。 

Flower Table
本棚の跳ね上げ扉をブックスタンドにアップサイクル  
Flower Table
和室のテーブルをカウンターの袖パネルにアップサイクル

オフィスに込めた「思い」を伝える、社員参加型の空間づくり

現場ツアーの様子

企業理念を体現する空間づくりとあわせて、今回は「リリカラ式 循環型オフィス」という考え方を取り入れた環境に配慮したオフィスづくりに取り組みました。その一環として、空間に込めた思いや背景を社員と共有するため、「サステナビリティワークショップ」を実施し、オフィスづくりのプロセスに社員が関わる機会を設けています。 

サステナビリティワークショップの様子
工事中のラウンジスペース

完成した空間だけでなく、背景やプロセスまでも社員と共有することで、新しいラウンジ空間への理解や愛着が自然と育まれています。 サステナビリティワークショップや現場ツアーの様子は、こちらからご覧ください。

混ぜればごみ、分ければ資源。
現場での徹底分別で廃材を再資源化し、 リサイクル率90.2% を達成。
廃材分別の様子

今回のリニューアル工事では、廃棄物の再資源化に取り組み、90.2%のリサイクルを達成しました。既存の建材には再資源化が難しいものも含まれていましたが、現場での丁寧な分別を徹底することで、可能な限り資源として活かしています。

また、今回選定した環境配慮型の素材は、将来の改修時に再利用しやすい仕様となっており、次につながる循環を見据えたリニューアルとなりました。

お客様の声

今回の6階「Grow Lounge」へのリニューアルは、働き方の変化やISMS取得に伴うフロアの分断を解消し、社員が一体となって集える空間を作ることを目的としてプロジェクトがスタートしました。

リリカラ様には、当社の理念や「循環型オフィス」というコンセプトを、「ひまわり」と「土壌」をモチーフにしたデザインや環境配慮素材の選定を通じて、見事に空間へと落とし込んでいただきました。完成イメージの再現性の高さと、細部まで丁寧なご提案に大変感謝しております。

新オフィスは、社内外のコミュニケーションを生み出す場としてすでに機能し始めています。今後はこの空間を、子どもたちに誇れる未来に向けた新たな価値創造の拠点として育てていきたいと考えております。

担当者の声

  • Designer
    YUKINA KISANUKI
    事業内容を拝見し、どこかにひまわりのモチーフを取り入れたいと一番に考えました。思いのこもった空間創りに携わることができ非常に光栄です。ただ創るだけでなく、その先も考えた素材の選定は私自身も勉強になり、成長させていただきました。今後もこのGrow Loungeで様々な学びや発見が生まれ、素敵な交流の場になることを願っております。

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