

日産専用船株式会社
「遊び心」を取り入れたデザインで、自由な働き方ができるオフィス
日産専用船株式会社
「遊び心」を取り入れたデザインで、自由な働き方ができるオフィス
日産専用船株式会社様は、自動車(新車・中古車)、フォークリフト、重建機類、トラックを北米・欧州・中近東向けに海上輸送を行っている。
社員数と働き方(出社と在宅勤務のハイブリット)に合ったオフィスにするため、床面積を縮小した別フロアへの館内移転を決定。 レイアウトプランは元請である商船三井興産様が手掛け、リリカラは内装材や家具カラー選定、家具造作をサポート。ご提案イメージの具現化をお手伝いしました。
背景・課題
● ありきたりなオフィス空間から脱却したい
● 多様な働き方に対応可能なフレキシブルな空間構成を実現させたい
解決策
● インテリアは「遊び心」を意識。執務エリアは業務内容や「場」の目的に合わせ8種類の床材を張り分けゾーニング
● ミーティングスペースやブース席、コミュニケーションスペースなど目的や多様な働き方に合わせたスペースを用意
「遊び心」を意識した「行きたくなる・出社したくなる」デザインへ
「グレートーンのありきたりなオフィス空間から脱却したい」というお客様の強いメッセージを受け、インテリアは「遊び心」を意識。
執務室エリアはリラックス感のあるグリーンを基調に、ワーカーが明るく生き生きと働ける空間になることをイメージしポップな色使いを施し、新たな企業の魅力を伝えるオフィスデザインに挑戦。
ワーカーのwell-being(ウェルビーイング)を実現するコミュニケーションスペース。多彩なグリーンの活用と、やわらかいカラーと素材を使いリラックスできる空間を目指した。
執務エリアは業務内容や「場」の目的に合わせ8種類の床材を張り分けゾーニング。事務作業の多い執務エリアはグリーンをベースにリラックス効果を、コミュニケーションが生まれるアクティブなワークスペースは茶色・イエローなどを採用。床材の柄・カラーの連続性を持たせることで空間に統一感と空間に新たな広がりを生み出す効果を狙った。
多様な働き方に対応するフレキシブルな空間構成とデザイン
固定席から「ABW (Activity Based Working)」 への移行も本プ ロジェクトのテーマ。景観と眺望を生かした窓面のミーティングスペースや業務に集中できるブース席など、目的や多様な働き方に合わせた活動スペースを構成することで、質の高い執務やコミュニケーションの実現を目指した。
ミーティングスペースは、パーテーションやカーテンで空間を区切ることで、他のエリアとの繋がりを確保。アジャイルな会議が可能に。
窓際の席はリフレッシュしながら仕事ができる明るい木目の天板、カフェエリアはリラックスできる濃い木目の天板など、それぞれのエリアに求められる雰囲気をイメージしながら選定サポートを行った。
開放感のある、繋がりを意識したレイアウト
エントランスは「海」を連想させるクールな空間。エントランスに隣接するカンファレンスルームはガラス張り。抜け感を演出するとともにオフィスの様子も垣間見られるようになった。
担当営業の声

RYO KAWAI
「社員が自信を持って働けるオフィスを作りたい」という想いに賛同し、元請である商船三井興産様の推進のもと今回のプロジェクトに参画させて頂きました。社内のプロジェクトメンバーの皆様が、夢を持って多彩な意見を出し合い理想を追求されるお姿に、我々提案側は責を感じつつも「働きやすく、デザイン性のあるオフィスに仕上がるだろう」という期待に心が弾みました。そして実際に、社員様の期待を裏切らないオフィスが完成したと思います。ご移転後も時流に乗って多少のメンテナンスを加えることで、長期に渡り働きやすい素敵なオフィスとしてご活用頂けます。ご参画いただきました皆様、本当にお疲れさまでした。
担当デザイナーの声

HONOKA TAKEUCHI
インテリアは「遊び心」をテーマに進めていきました。企業イメージからブルーを取り入れた空間となる傾向が強いため、今回のオフィスエリアではグリーンをベースとした今までとは違った空間づくりへと展開しました。家具一点一点の色や床材の選定や貼り方に至るまで皆で意見を出し合い、お客様にもご協力を頂きながら一つずつ丁寧に決めていきました。たくさんのこだわりが詰まった、お客様がいきいきと働いて頂けるオフィスとなりました。
DATA
会社名 | 日産専用船株式会社 |
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オフィス所在地 | 東京都千代田区 |
オフィス面積・人数 | 約150坪/約500㎡・約40人 |
プロジェクト期間 | 2023.1.10~2023.3.9(工事期間 約2ヵ月) |
ロール | 設計・デザインサポート/施工/家具セレクト |