

株式会社横浜シミズ
ワーカーのリフレッシュを促し、お客様へのホスピタリティを向上。心地よさが繋がるオフィス
株式会社横浜シミズ
ワーカーのリフレッシュを促し、お客様へのホスピタリティを向上。心地よさが繋がるオフィス
株式会社横浜シミズ様は、イベントの企画から会場のデザイン、設営、運営、撤去までワンストップでサポートしている、イベント業界の裏方スペシャリスト。創業90周年をむかえたシミズオクトグループの一員として、「裏方ひとすじ」を企業理念に掲げ、お客様の笑顔と感動を支え続けている。
今回は明るく開放的なオフィスに刷新することで、社員の意欲・業務効率向上そして採用の強化を図った。また、各部署の働き方の違いにも対応し、部門間の連携を深められるオフィスを目指した。
背景・課題
● 社員の親睦が深まるような空間設計にしたい
● 社員の健康に配慮したリラックスできる空間を創りたい
● お客様へのおもてなしと業務効率改善を両立させたい
解決策
● 固定席とフリーアドレス席の機能を強化したオープンな執務空間に
● 仮眠可能な大型ソファを含む4種類の座席が備えられたリフレッシュルームを用意
● お客様の動線と作業効率を考え抜いたレイアウト
社員の心を開放するデザインで、部門を越えた繋がりを創出
社員同士の仲を深めたいという想いから、「Open Field Mind」をコンセプトに掲げてデザイン。
青空の下で働いているような、開放的でリラックスできる空間をイメージした。
執務室エリアは、フリーアドレス席と固定席で構成されており、固定席は背合わせに配置してコミュニケーションの取り易さを重視。
フリアド席は、ハイテーブルを組み合わせて高低差を出すことで部門を越えた協業が活発に。創造的な接触を誘発する、ゆとりあるオフィスとなった。
ワーカーの疲労軽減を促す、環境配慮型リフレッシュエリア
横浜スタジアムを一望できる窓際に、リフレッシュエリア「STADIUM LOUNGE」を用意。
仮眠可能な大型ソファを取り入れ、社員の疲労回復を促す場としての機能を強化させた。
執務室との仕切るガラスのパーティションは、ペットボトルからできた再生樹脂製。再生樹脂の中に本物のベアグラスの木の葉が挟み込まれており、このパーティションを採用したことで同社の年間環境目標を達成。ガラスから漏れる光で明るさを確保しつつ、執務室との繋がりも程よく感じられる空間となった。
※Product:FLACE / 3form / Varia Bear Grass Lite
イベント運営会社ならではの問題を解消し、効率とホスピタリティを向上
来客者とアルバイト従業員の出入りが多い同社のために、約90㎡計5つの会議室を用意。
また従業員と来客者双方の行き来が重ならないよう、動線を完全に切り離した。さらに来客エリアの入口と出口を別々に設けることで、来客者同士もスムーズに往来できるように。
また同社はコピー機で資料を一日数万枚印刷するため、常にコピー音が社内に響いてしまうことが課題だった。
同時にコピー機の熱でエリア全体が熱くなるため、天井からの空調が確保された場所にOAコーナーを移し、コピー音と熱を他のエリアに届かせないよう工夫。
さらに、印刷物の使用頻度が高いセミナールームの近くに配置することで、移動効率も改善させた。
担当営業の声

NATSUHO IWATA
今回のプロジェクトでは、社員の皆様が部署の垣根を越えたコミュニケーションを生み出しつつ、今まで以上に快適に働けるオフィスづくりを目指しました。
執務空間は各部署の方々のご意見も参考にさせて頂き、それぞれの働き方に適した家具をご提案。さらに家具や間仕切メーカーのショールームにも足を運んで頂き、ご納得いただいたものをご選定して頂きました。
皆様のご協力のおかげで、社員の方々にオフィスに来たいと思っていただけるような、明るく開放的な空間が実現できたのではないかと思います。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
DATA
会社名 | |
---|---|
オフィス所在地 | 神奈川県横浜市 |
オフィス面積・人数 | 約250坪/約820㎡・約80名 |
プロジェクト期間 | 2022.12~2023.4(施工期間2カ月) |
ロール | 設計・デザイン/施工/家具セレクト |