丸紅プラックス株式会社- デザイン事例|オフィス移転・内装レイアウト・デザインならリリカラ株式会社

丸紅プラックス株式会社

集中とリフレッシュの循環 持続可能を形にしたオフィス空間

丸紅プラックス株式会社

集中とリフレッシュの循環 持続可能を形にしたオフィス空間

  • 401坪~
  • イノベーション
  • サステナブル
  • web会議
  • 固定席
  • 卸売・小売業

丸紅プラックス株式会社様は、丸紅株式会社が100%出資する事業会社。商社として主にプラスチックの原料から製品、電子材料など幅広く取り扱っています。

今回2025年に創立50周年を迎えることを機に移転を決定。社員アンケートやワークショップを通じて理想のオフィス像を探る中で、社員が安心して挑戦でき、一体となって働ける環境――「Come together as Plax」というコンセプトを策定し、その理念を形にしたオフィスを構築しました。さらに利便性の高い立地も活かし、お客様にも「訪れてみたい」と思っていただけるような空間を目指しました。

背景・課題

従業員のリフレッシュと交流を促す快適な新スペースを創出したい

生産性の高い執務スペースを創りたい

自社の環境に対する思いをオフィス空間に反映したい

解決策

自然な交流が生まれる、造作家具が彩る広々としたリフレッシュスペースを新設

固定席+交流を促すスペースで業務効率向上へ

サステナブルな製品で構成されたオフィス空間により、社員の環境意識を高め、企業ブランドイメージを発信

変革の象徴 リフレッシュスペース「Plax Garden」

丸紅プラックス株式会社のリフレッシュスペース丸紅プラックス株式会社のリフレッシュスペース丸紅プラックス株式会社のリフレッシュスペース

リフレッシュスペース「Plax Garden」は新オフィスのシンボルとなる空間。「Garden」の名にふさわしく、新オフィスの中でも特に眺望の良い場所に設計され、外の景色と木や緑を取り入れた開放的な空間は、社員が気軽に立ち寄って交流を深める場となります。

空間に統一感を持たせるため、家具の大部分をこの空間のためだけに製作しました。ハイカウンターにソファ、そしてコーヒーサーバーや電子レンジなどを収めたキャビネットに至るまで徹底的にこだわり抜き製作することで、デザイン性と機能性の両立を図っています。

また、キャビネット横のスペースに大きなコミュニケーションボードを設置して、社員同士の情報交換やアイデア共有の場として、今後活用されていきます。実際に移転直後から社内イベントでも利用されており、社員の交流の場として活躍しています。

 

集中と交流を両立させた固定席エリア

丸紅プラックス株式会社の執務室丸紅プラックス株式会社のカジュアルミーティングスペース丸紅プラックス株式会社の集中ブース

今後の働き方や事業戦略の実現に向け、部署内のコミュニケーション強化が重要との判断から、今回は固定席を導入しました。あわせてABW(Activity Based Working)の考え方も取り入れ、カフェスペースに加えてカジュアルミーティングスペースやフォンブースなどを設置。社員一人ひとりが働き方を選べる環境を整えました。

ロングデスクと役職者席が整然と並ぶ、開放感と機能性を兼ね備えた執務室は、ビルの既存床をそのまま活用して、コストを抑えました。

また固定席エリアのメイン動線上に、彩りのあるアイテムで構成されたカジュアルミーティングスペースを設置しています。床もリズミカルなデザインで、空間全体に明るさと軽やかさをプラスしました。

さらに4人用のフォンブースも設置。Webミーティングだけでなく通常のミーティングでも使用できるようにしたことで、活用の幅が広がり、今後はさらに利用機会の増加が見込まれます。

 
 

環境配慮の企業姿勢が反映された、サステナブルな空間

丸紅プラックス株式会社のオフィス会議室丸紅プラックス株式会社のエントランス丸紅プラックス株式会社のエントランス壁
 

環境への配慮およびSDGsを意識した取り組みを推進する企業姿勢を、オフィス空間でも体現するべく、環境に配慮されたマテリアルを積極的に採用しました。素材選定からデザインまで企業の価値観を空間に落とし込んでいます。

会議室のテーブルは繊維廃棄物、チェアは再生ペットボトルから作られた製品。照明は、魚の皮をアップサイクルした「フィッシュレザー」をあしらった、存在感のあるオーダーメイド品を採用し、環境配慮と空間演出の両立を図りました。

手塗の凹凸の壁が印象的なエントランスは、植栽に流木を取り入れ、枯れた木から植物が再び育つ姿を通して、自然の循環を表現。カーペットも環境に配慮された商品を採用しました。

お客様の声

新オフィスは、社員アンケートやワークショップを通して、社員一人ひとりが理想の働き方について考える機会を得たことで、期待感が非常に高まっていました。その期待を上回る素晴らしいオフィスが完成し、大変満足しています。
今後は、運用面においても社員組織が中心となり、より良いオフィスづくりに取り組んでいきたいと考えています。
今回の移転プロジェクトでは、リリカラさんのプロジェクトマネージャー(PM)に大変お世話になりました。タイトなスケジュールに加え、途中での大幅な変更にも真摯にご対応いただいたおかげで、無事移転を完了することができました。今回の移転が、単なる引っ越しではなく、当社にとって大きな意義を持つものになったと感謝しております。ありがとうございました。

プロジェクトマネージャーの声

TOMOHIRO EBE

プロジェクトメンバーの皆さまを中心にとても前向きなご協力もあり、一体感をもってプロジェクトを前に進められました。
Plax Gardenという象徴的なラウンジスペースで新たなコミュニケーションや活気が創出されることを願うと共に、この新しいオフィスそのものが丸紅プラックス様の更なる発展に寄与できることを願っております。

デザイナーの声

FUMIO KIKUCHI

計画当初はフリーアドレス/グループアドレスを前提にレイアウトを進めていましたが、プロジェクトの途中で固定席へと働き方を変更することとなりました。結果として、両者のメリットをバランスよく取り入れたハイブリッド型のレイアウトを実現できたと感じています。

DATA

会社名

丸紅プラックス株式会社

オフィス所在地

東京都千代田区

面積・人数

1,358㎡/約410坪・150名

プロジェクト期間

2024.11~2025.06

ロール

PM/設計・デザイン/内装工事/家具・什器セレクト

ページ上部へ