某食料品メーカー- デザイン事例|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

某食料品メーカー

ニューノーマルな働き方へ挑戦し、ワーカーのつながりを強化する

某食料品メーカー

ニューノーマルな働き方へ挑戦し、ワーカーのつながりを強化する

  • 401坪~
  • コミュニケーション
  • エンゲージメント
  • 生産性向上
  • リモートワーク
  • フリアド/ABW
  • 製造業

テレワークの急速な増加に対し、フレキシブルな働き方に対応するため、フリーアドレス導入とオフィスリニューアルを実施。今回のプロジェクトはオフィスの存在価値から見つめ直し、従業員同士のコミュニケーション機会の増加や、思考力や発想力の強化などオフィスでしかできない体験の追求に挑戦。出社した社員の「集中したい」「リラックスしたい」といった多様なニーズに対応できる場を設け、自律的な働き方をサポートするオフィスへと生まれ変わりました。

 

リリカラはコミュニケーションを耕す場「FARM」というコンセプトを提案し、同社の生産性を収穫できるようにという思いを空間デザインに落とし、そして工事までを担当いたしました。

背景・課題

リモートワークの浸透を機にオフィスの存在価値を見直したい

社員のコミュニケーションが活性化するオフィスにしたい

出社した社員の多様なニーズに応えることができるオフィスにしたい

解決策

フリーアドレス制を導入し、接点のなかった社員同士のコミュニケーションを創出

多様なミーティングに対応できるワークスペース「GROW LOUNGE」を新設

自律的な働き方を促進するフリーアドレスの導入

テレワークを取り入れた働き方へと移行し、出社が当然ではなくなったため、固定席を持たずに自分の好きな場所で働くことができるフリーアドレス制を導入した。
フリーアドレス制は、各フロアごとのグループアドレスを採用。固定席制よりも、チームや役職の違いを意識することなくフラットな関係を築きやすく、これまで接点がなかった人との会話が増え、新しい視点や気づきを得る機会を増やすことができる。

創造力と繋がりを生むエリア「FARM」

新しい発想とコラボレーションを促進する大テーブル。 コミュニケーションをとりながらともに業務を行うことに適している


窓際に設置したカウンター型のパーソナルブース。一人当たり横幅≒2mとゆったりとした環境で、人の視線を気にすることなく業務ができるため、質の高い集中を維持することができる。主に想像力を養う場として利用してもらうことを狙いにしている。

ワーカーが愛着をもつ自社らしいサインとグリーン

オフィスのいたるところで目にすることができるサインは、社員が愛着を持てるオフィスを目指し、同社のブランドイメージをモチーフ として制作した。これらはオフィスのいたるところで目にすることができ、社員が出社の際に自社らしさを感じることができる。 オフィスに置かれたグリーンは実のなる植物が多く採用されており、今回のオフィスコンセプトである「FARM」 の「収穫」と関連付けられている。このように、コンセプトを細部まで落とし込んでいくことで会社としての一貫した姿勢 や考え方を社員にまで浸透させる狙いがある。

日の光が入るWORK TERRACE

多様なミーティングに対応できるワークスペース「GROW LOUNGE」

会議室フロアのオープンなワークスペース「GROW LOUNGE」は、ウェブ会議や会議前後の雑談・意見交換を通し、個々の成⻑を促す場として設けられた。人数やスタイルを問わず、さまざまなミーティングに柔軟に対応できるため、利用のしやすさも魅力だ。オンライン会議の増加など働き方の変化に伴う会議スペースのニーズに対応したエリアだ。



外の緑を感じ、穏やかに意見交換ができるワークスペース

 

「GROW LOUNGE」にあるモニター付きのブース

気軽にコミュニケーションがとれる「GROW LOUNGE」

 

お客さまの声

リリカラを選んでいただいたポイントは何でしょうか?
「コンセプトワークとそれを実現するためのデザインが筋道を立てて描かれていたのが決め手になりました。フリーアドレス化により新しく生み出されたスペースの活用案は、当社からあえて要望を出さず自由に考えてもらいましたが、オープンなワークスペース『GLOW LOUNGE』を提案してくださいました。余剰スペースができたとき、リフレッシュエリアにしようという発想になりがちですが、リリカラさんは「わざわざ別のフロアから降りてきてまで使用しない」と現実を理解し、地に足の着いた提案をしてくれたと思っています。」

デザイナーのこだわり

設計業務部デザイン二課
森 芽久美

コミュニケーションを耕す場「FARM」

この言葉を象徴するかのように、働く皆さまの将来を想像することからデザインが始まりました。

ひとつ一つの困難から、ひとつ一つのコミュニケーションをデザインしていくように、
このオフィス空間で繰り広げられる従業員様の働く姿が、日々快適であり、自社のブランドを感じられるようなデザインであることを目指しました。

また今の時代に相応しいニューノーマルな働き方を構築する為、フリーアドレスの挑戦やテレワークに配慮された環境づくりにおいても、「GROW LOUNGE」や「Sunny」、「Leaf」といった成長する姿を想像させる場の名称からデザインすることで、企業の生産性を収穫できるようにという想いを、空間づくりに展開できたことが光栄です。

DATA

会社名

某食料品メーカー

オフィス所在地

東京都渋谷区

オフィス面積・人数

約1,340坪/約4,430㎡、約385人

プロジェクト期間

2020/9~2021/3(施工期間 3か月)

ロール

設計・デザイン/仲介/施工

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