リリカラノート

ローマンシェードの選び方【スタイルの種類と特長】

ライフスタイル

DATE: 2019-12-06

  • カーテン

プレーンシェードFD-53346「ファブリックデコ」



今回はローマンシェードのスタイルの種類と特長をご紹介します。




ローマンシェードとは?

ローマンシェードは、1枚に仕立てた布を昇降器具に取りつけ、「ひも」や「チェーン」で操作する窓装飾エレメントです。カーテンが左右に開くのに対し、上下に開閉するスタイルになります。「日差しの調整」や「高い建物からの視線を遮る」という使い方に向いています。
ローマンシェードにはシングルタイプとダブルタイプの2種類ありますので、それぞれでみていきましょう。





ローマンシェードのスタイルの種類:シングルタイプ

1台のメカに1枚のシェードを吊るすタイプです。
シェードの裾のデザインやたたみ上げ方などにより、いくつかのスタイルに分けられます。



●プレーンシェード

プレーンシェード(形状記憶加工)LS-61259「サーラ」

最もシンプルでオーソドックスなスタイル。

フラットな布をやわらかく、水平にたたみ上げます。生地の表情そのものを楽しめるスタイルです。
上下方向に昇降し、自由な位置でとめられるので日差しの調整も可能です。 高さを調整することで日避けや目隠しをしながら、下から光や風を通すことができます。強い西日などが入る窓などにもおすすめです。

●シャープシェード

写真1:シャープシェードLS-61247「サーラ」

生地の裏側に等間隔に入れた横の細長いバーにより、すっきりとした美しいひだをとりながらスマートにたたみ上げるスタイルです。

洋室はもちろん和テイストにも合うスタイル。 直線的なラインなので、写真1のように和室にモダンな雰囲気を持たせることも出来ます。

●スリムシェード

スリムシェード(形状記憶加工)FD-53259「ファブリックデコ」

スリット(細長)窓に対応したスリムタイプのシェード。
最小幅180mmから可能で、滑らかでやわらかなラインを描くように生地が美しくたたみ上がります。

●ベビースワンシェード

ベビースワンシェードFD-53541「ファブリックデコ」

スリット(細長)窓に対応したスリムタイプのシェード。
中央部をたくし上げて作るやわらかなスワッグが、キュートな印象です。 最小幅200mmから可能で、スリット窓を少し甘めでかわいく演出します。

●ピーコックシェード

ピーコックシェードFD-53205「ファブリックデコ」

シェードをたたみ上げたときに、裾が丸く扇のように半円形になるスタイル。
全部下ろすとシャープシェードのようにシンプルになる個性的なデザインです。縦長窓におすすめのスタイルです。

●バルーンシェード

バルーンシェード(プレーン)FD-53507「ファブリックデコ」

シェードを上げていくとバルーン(風船)のように、裾が丸く変形しながらたたみ上がるスタイル。
ウェーブが魅力なやわらかなスタイルは、出窓をはじめどんな窓も上品に装います。

●オーストリアンシェード

オーストリアンシェードFD-53507「ファブリックデコ」

全体に細かいウェーブをとったスタイル。
生地をたっぷりと使った細やかなドレープとフリルがゴージャスで華やかです。伝統的な優美さと気品に満ちた窓辺を装います。



ローマンシェードのスタイルの種類:ダブルタイプ

1台のメカに2枚のシェードを吊るすタイプです。
2台のメカを使うよりコンパクトに納まり、ドレープとシアーのダブル使いでカーテンのような調光・遮光などの効果が得られます。 前後2枚の生地をそれぞれ昇降でき、生地だけでなくスタイルのタイプも組み合わせが楽しめます。


●プレーン+プレーン

フラットなので生地のデザインを楽しめます。

ダブルシェード(プレーン+プレーン)
FD-53079+FD-53504「ファブリックデコ」

●プレーン(前幕)+シャープ(後幕)

シンプル+モダンな雰囲気でモダンな空間にも、
和空間にも似合います。

ダブルシェード(プレーン+シャープ)
FD-53329+FD-53541「ファブリックデコ」


●シャープ(前幕)+プレーン(後幕)

モダン+シンプルの雰囲気でモダンな空間にも、
和空間にも似合います。

ダブルシェード(シャープ+プレーン)
FD-53145+FD-53500「ファブリックデコ」

●シャープ+シャープ

より直線的なラインを強調したスタイリッシュで
モダンなイメージです。

ダブルシェード(シャープ+シャープ)
FD-53215+FD-53505「ファブリックデコ」




ローマンシェードの注意点

不向きなデザインや素材があるので、気を付けて選びましょう。

<注意>
・チェックやストライプなど直線的な柄の生地(柄曲りが目立つため)
・シアーなど透過性の高い生地(裏に縫い付けたテープが目立つため)

<不向き>
・ベルベット、風通(ふうつう)などの厚手の生地(縫製が困難で美しくたたみ上がらないため)
・クラッシュ(シワ)加工された生地



<カタログの使い方>

どのカーテン生地がローマンシェードを作成できるのかは、カタログのスタイルマーク欄に「プレーンシェード」や 「シャープシェード」といった表記されたアイコンがあるものは、 作成が可能なカーテン生地です。


多様なスタイルとファブリックスの組み合わせで、カジュアルやモダン、エレガント、和風などさまざまなインテリアに適した窓の演出を行えるのがローマンシェードの魅力です。 お気に入りのカーテン生地を見つけて、窓辺のスタイルを楽しんでくださいね

※ローマンシェードと同じように昇降器具(メカ)で上下に開閉する窓装飾エレメントにロールスクリーンがあります。 ロールスクリーンは、たたみ上げ形式ではなくファブリックスを巻き上げていく形式です。ローマンシェードの方が、豊富なバリエーションのスタイルがあります。
詳しくは、ロールスクリーンの選び方【ロールソフト】をご覧ください。





関連ページ

●お手入れ便利帳(シェード)
https://www.lilycolor.co.jp/interior/mentenance/shade/index.html

●FAQ
https://www.lilycolor.co.jp/interior/qa/index.html

●カーテンカタログ『ファブリックデコ』
https://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/fd2019/index.html

●カーテンカタログ『サーラ』
https://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/sala2018/index.html

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