リリカラノート

カーテンの選び方【カーテントップと加工の種類】

コーディネート

DATE: 2020-01-09

  • カーテン

ドレープFD-53111,レース FD-53540『ファブリックデコ』



カーテンには、生地のデザインや素材の豊富さだけでなく、さまざまなスタイルや加工の種類があります。
今回は、カーテントップと加工の種類についてご紹介します。
※カーテントップとは、カーテンの生地の上部に施される処理のことです。

【カーテントップ(吊り元)のバリエーション】

カーテンの美しいウェーブを作り出すのが、ファブリックスの上部のヒダ(プリーツ)です。
●レギュラー縫製
 生地をつまんで山のようなヒダをとる一般的なスタイル。
 ヒダ上部を3つに分け中央部を縫合留めにしています。

  • ドレープFD-53349 ,レースFD-53553『ファブリックデコ』

●フラット
 ヒダがないシンプルなスタイル。
 窓辺をスッキリと演出します。

  • フラットカーテンFD-53020
    レースFD-53507『ファブリックデコ』

●ハトメ
 カーテンの上部に一定の間隔でハトメ穴を開け、ポールを通して吊るすカジュアルスタイル。
 素材感やデザインが楽しめるフラットなデザインです。
 ※ハトメとは、生地にあけた穴がほつれないように取り付ける環状の金属のことです。

  • ハトメカーテンFD-53014『ファブリックデコ』

●タブ
 共生地のタブをポールに通して吊るすのれん状のカジュアルスタイル。
 掃き出し窓や間仕切りにも使えます。
 ※共生地(ともきじ)とは、作成したカーテン同じ生地のことを指します。

  • タブカーテンFD-53203『ファブリックデコ』

●ギャザー
 生地を細かく寄せたヒダで、エレガントなスタイルによく使われます。
 薄手の生地やシィアーカーテンにおすすめです。生地をたっぷり使うので、ボリューム感があります。

  • 11-61439『サーラ』

お部屋のテイストやイメージに合わせて、トップも変えてみると、いつもとは違う雰囲気が楽しめます。

【加工の種類】

●形態安定加工(ドレープ標準仕様)
 形態安定加工は、生地の織り密度や糸の太さなどからくる硬さや反発でカーテンが横方向に広がってしまうことを抑える加工です。

<メリット>
・カーテン自体のドレープ性を向上させ、美しいウェーブに仕上がります。
・カーテンのヒダを維持しながら加工を行うので、カーテンを全開にした時の収まりもキレイです。


  • 未加工


    <レギュラー縫製仕様>
    未加工では、生地の風合いの特性のままの自然なプリーツになります。

  • 形態安定加工


    <形態安定加工>
    カーテンのヒダを整えながら生地の張りを抑え、カーテン自体のドレープ性を向上させます。

<取扱上のご注意>
洗濯3回程度までは、形態安定加工の効果が保たれます。(生地によって効果の持続性は異なります)熱には弱くアイロンやタンブラー乾燥などにより、プリーツが消失する恐れがあるのでご注意ください。

●形状記憶加工
 形状記憶加工は、繊維の奥まで形状をセットする本格的な加工で、美しいS字状のプリーツを長時間楽しめる加工です。

<メリット>
・カーテンの側面までプレスされているので、とても美しい仕上がりです。
・従来の加工と異なり、最新のプレス機を使用しているのではっきりとしたS字のプリーツが出ます。
・プリーツだたみをしてもV字になりにくく、美しいS字のまま長時間吊ることができます。


  • 未加工

  • 形状記憶加工


    <形状記憶加工>
    均一でなめらかなS字のプリーツが長時間楽しめます。

<取扱上のご注意>
洗濯5回程度までは加工の効果が十分に保たれます。
プリーツ加工を施しているので水には耐久性が強く半永久的ですが、熱には弱く熱湯洗濯・タンブラー乾燥などにより、プリーツが消失する恐れがあるのでご注意ください。

ドレープだけでなくシェードスタイルにもおすすめ!
プレーンシェードには「形状記憶加工」をつけてワンランク上の仕上がりに。

ドレープカーテンでは、ヒダの美しさを保つ「形態安定加工」や「形状記憶加工」が当たり前になってきています。 たたみ上げた時の美しさもポイントとなるプレーンシェードにも、ぜひ「形状記憶加工」を。滑らかでやわらかなラインを描くように生地が、美しくたたみ上がります。

前から見た様子

  • Before

  • After




横から見た様子

  • Before

  • After

上記の写真で分かるように形状記憶加工をすると、シワになりにくいうえ、ヒダの張りをきれいに保つための仕掛けがついているので美しさがグレードアップします! 「絶対に付けてほしい!」と自信を持って言えるほど、おすすめのオプション加工です。

※シェードについて詳しくは、こちらをご覧ください。

「形態安定加工」と「形状記憶加工」どちらも、納品時は美しいウェーブで見た目には差がありません。 美しさが保たれる期間の差で、長く美しいウェーブを楽しまれたい方は「形状記憶加工」がおすすめです。見た目を美しくしたいがコストを抑えたい方は、「形態安定加工」を検討してみましょう。

お好みのカーテン生地やスタイルだけでなく、カーテントップや加工にもこだわってみるのもカーテン選びの楽しさの一つです。ぜひ参考にしてください。

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