オフィス!? カプセルホテル!? 新しい発想で働き方を改善- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

コラム

オフィス!? カプセルホテル!? 新しい発想で働き方を改善

オフィス!? カプセルホテル!? 新しい発想で働き方を改善

皆さま、この4〜5年どのように働いてきましたか?かつて、リリカラでは多くの従業員が夜遅くまでオフィスで仕事をしていましたが、徐々に生産性を上げ、残業時間を削減してきました。

そして、トライアルで進めてきたテレワークがコロナ禍で加速。想像できないくらい働き方が変わり、オフィスレイアウトも様変わりしました。これは、長年取り引き頂いているお客様においても見受けられます。

そこで、ご紹介するのが、移転や拠点新設の度に依頼頂いている企業の事例です。
時代とともに、会社の規模やオフィス環境における課題が変化したため、今回、本社移転と同時に新しい働き方に対応するオフィスにしたいと要望がありました。

モチベーションアップと採用力アップを目指してオフィスリニューアル

こちらの企業は、介護事業など高齢者の暮らしに寄り添うサービスを提供しています。いままさにニーズの高い分野で、従業員数の増加と共に、2016年に本社移転、その後本社周辺に3拠点を追加、そして今回、今年に入って本社移転および拠点統合を実施しました。

最初の本社移転時は、24時間対応のコールセンター・スタッフに対する待遇改善、従業員のモチベーションアップ、採用力アップを目指してオフィスをリニューアル。リフレッシュスペースを新設し、執務チェアを人間工学に基づいたものに総入れ替えしました。

 

アンケートの実施で社員の声を反映

今回の本社移転でまずこだわったのは移転場所でした。最近では、コロナ禍で出社率が下がり、オフィスを縮小する企業も多いのですが、こちらの企業は、コールセンターがあることで出社率は80%と高いまま。

よって、従業員の通勤ルートが極端に変わると、それだけでストレスになります。住所変更とともに電話番号も変われば、顧客や取引先に不便をかけることも。そこで、かつてのオフィスから近いエリアで、築年数にこだわらず物件探しをしました。

企画の手前では社員アンケートも実施。さらに「こういう雰囲気にしたい」「色はこんな感じ」と意向をたくさん聞かせてもらい、トレンドを取り入れるなどして、ビルのグレードダウンをカバーしつつ、働き方が一層改善する仕掛けを施しました。

例えば、従業員が好きな場所で自律的に働けるよう、フリーアドレス制を継続。以前のオフィスでも人気の高かったカウンター席を大幅に増やして眺めのいい窓側に配置。ファミレスブースなども用意しました。
Web会議には、専用の電話ボックス「テレキューブ」を設置したり、モニターを増設したり。ただ、家具はすべて新調せず、一部、従来使っていたものを有効利用することにしました。SDGsが叫ばれるいまにぴったりの選択だったと思います。

 

快適なカプセル型の仮眠スペースを採用

他とは違うこの企業ならではの大きな特徴は、カプセル型の仮眠スペースの新設です。最初は、従業員の疲れを癒し、仮眠後の仕事の生産性を上げることを考えて、個室を6つ用意するつもりでした。しかし、その分スペースが必要になりますし、かと言って、かつてのように二段ベッドでは他の人が気になって、ゆっくり眠れず、働き方の改善につながりません。そこで、カプセル型を提案し、採用となりました。

リリカラではオフィス内にカプセルホテルのような空間をつくったのは初めてでしたので、今後、ユーザーの声を聞いて、新たな課題が生まれたら更なる改善へとつなげていきたいと考えています。

変化するビジネス環境や経営戦略、働き方に合わせ、真心込めて対応するのがリリカラです。
オフィスに関する困りごと、なんでもお気軽にご相談ください。

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