オフィスでウェルビーイングを実現する方法とは?- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

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オフィスでウェルビーイングを実現する方法とは?
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オフィスでウェルビーイングを実現する方法とは?

在宅勤務やサードプレイスの活用で働き方の自由度が上がった今、オフィスを魅力的にして「いかに社員に“出社した”と思わせるか」という模索が続いています。

本コラムでは、今やオフィスづくりに欠かせない要素の一つである「ウェルビーイング」という視点から、社員が心地よく健やかに働ける空間のつくり方についてご紹介していきます。

 

オフィスにおけるウェルビーイングとは

ウェルビーイングとは、「心身ともに、さらに社会的にも健康な状態で満足した生活を送れること」であり、単に病気ではないという意味合いではなく、いきいきと活気溢れる状態を目指すことを意味します。

オフィスにおけるウェルビーイングとは、社員や職場環境に焦点を当て、「そこで働く人の心身の健康や幸福度を高める取り組み」を指します。社員が心身ともに健康で快適に過ごすことのできるようなオフィス環境を目指すことが、オフィスにおけるウェルビーイング実現に繋がります。

 

ウェルビーイングを取り入れるメリット

まずは、オフィスでウェルビーイングを実現することで得られるメリットの代表例をご紹介します。

健康経営との結び付き

一つ目は、「健康経営」と「ウェルビーイング」の結びつきです。

現代社会において企業が健康経営を推進することは、企業価値を向上させる上で非常に重要な取り組みとなっています。社員のウェルビーイングに配慮することは、健康経営の一環として位置付けられ、1日の大半を過ごすオフィスにおいては必要不可欠な要素です。

つまり、健康経営の一環としてウェルビーイングを実現することは、社員の心身の健康をはぐくむだけでなく、結果的に企業価値向上や業績向上に繋がることが期待できます。

離職率の低下

二つ目は、「離職率の低下」です。
優秀な人材を確保する上で、社員のエンゲージメント・幸福度を高めることは非常に重要です。

オフィスで働く社員が心地よく快適に業務に取り組むことができることで会社に対する満足度向上に繋がり、人材を定着化させ離職率の低下に貢献します。また、離職率の低い企業はブランドイメージも向上するため、リクルーティングにおいてもプラスの効果を発揮します。

健やかに働ける環境には良い人材が集まり、さらにはアウトプットの質も向上するという効果も見込めるため、チームや企業の士気向上にも繋がります。

生産性の向上

三つ目は、「生産性の向上」です。

ウェルビーイングに配慮し社員が快適に働くことができるオフィスは、疲労やストレスの影響を受けにくく、仕事に集中しやすくなります。また、集中作業だけでなく、適度なリフレッシュやコミュニケーションの取れるメリハリのある働き方は、社員の健康を保持・増進し、最大のパフォーマンスを発揮することができるようになります。

 

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ウェルビーイングを実現し社員の健康をはぐくむオフィスの資料
社員の心身の健康に配慮したオフィスづくりとは?「ウェルビーイング(Well-being)」を実現する施策を4つご紹介!

オフィスでウェルビーイングを実現する方法

それでは、実際にオフィスにおいてウェルビーイングを実現する方法を4つご紹介していきます。

バイオフィリックデザイン

自然を感じられる要素をオフィスの中に取り込むことで、生産性・幸福度・創造性がアップするという効果があります。

目に入るグリーンの量を多くする
目に入るグリーンの量を多くする

視界に入る緑(植物)の割合を「緑視率」といい、本来、都市の緑量を表す指標の一つですが、近年はオフィスにおいても社員の健康に配慮する際の指標として注目されるようになりました。
緑視率の割合が高いほど、安らぎを感じる人が多くなることが証明されており、その他にもストレスの軽減・集中力の向上・生産性の向上という効果が期待できます。

素材にこだわる・レイアウトを工夫する
素材にこだわる・レイアウトを工夫する

木材をはじめとする天然素材を活用した家具を採用することで、オフィスの中で自然の質感や風合いを感じられるようになります。オフィス=暗い・無機質というイメージを一新することで、社員のマインドチェンジにも繋がります。
また、オフィスレイアウト面では、作業スペースやコミュニケーションスペースを窓際に配置することで自然光を効果的に取り入れることができます。

デザイン事例イチョウの天然木テーブルを使ったサステナブルな会議室|株式会社リンレイ 様

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五感を刺激する

オフィスに五感を刺激する仕掛けを取り入れることで、ストレスの軽減。リラクゼーション・集中力の向上などの効果が期待できます。あくまで一例ではありますが、以下のような方法がございます。

聴覚
例:執務エリアに鳥のさえずりや波の音など、自然界の環境音を流す

嗅覚
例:アロマディフューザー、香りのある植物などを設置する

触覚
例:天然素材や素材のリアルな質感のある家具・要素を取り入れる

視覚
例:自然の景色、自然光、照明、グリーン、鮮やかなアートなどを取り入れる

味覚
例:健康的で栄養バランスのとれた食事や軽食を提供する

メリハリのある働き方を導入する

勤務中に気分転換・休憩・コミュニケーションを取ってメリハリを作ることで、ストレス軽減に繋がり、集中力・生産性がアップします。

ABWの導入
ABWの導入

社員自身が目的や気分に応じて働く場所を選択することができるワークスタイルを「ABW」といいます。ABWを導入し自律的に業務に取り組むことでストレス軽減に繋がり、結果としてウェルビーイング実現に繋がります。

オフィスの中でABWを実現するためには、集中・リフレッシュ・チームで交流ができる等、さまざまなワークシーンを想定したバリエーション豊富な空間設計が必要です。

オフィスに“遊び心”を
オフィスに“遊び心”を

オフィスの中でも一息つける場所や非日常を感じられる環境があることで、リフレッシュ効果が期待できます。

最近では、オフィスの中にアウトドア空間や公園をイメージしたデザインを取り入れ、風通しよく気軽に話し合える空間をつくるケースも増えています。その他にも、瞑想・座禅ができるマインドフルネスルームをつくるなど、心の健康に配慮する風潮なども見受けられます。

デザイン事例「遊び心」を取り入れたデザインで、自由な働き方ができるオフィス|日産専用船株式会社 様 

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体を動かす仕組みづくり

いつものワークスタイルに、体を動かす機会を取り入れることで、心身ともにより健康的に働くことができます。

ウェルネスツールの活用
ウェルネスツールの活用

バランスボールや、ぶら下がって体を伸ばすことができる家具など健康面に配慮したウェルネスツール・家具をオフィスに取り入れましょう。

ウェルネスツールを活用することで、日々の行動の中に自然と体を動かすきっかけをつくることができ、社員の健康意識を高めることに繋がります。オフィスに「遊び心」もプラスできるため、業務にメリハリをつけることにも繋がります。

スタンディングワーク
スタンディングワーク

「立ちっぱなしはしんどい」と感じる方も多いかと思いますが、立ったり座ったりを繰り返すことで血流がよくなり、眠気が覚めて集中力が高くなると言われています。

上下昇降デスクでの作業やハイカウンターでの立ち作業を取り入れ、座りっぱなしによる健康リスクを回避しましょう。他にも、できるだけ階段を使うように促したり、プリンター・コピー機など利用頻度の高い機器をあえて遠くに設置し、積極的に歩かせるようにするなど、レイアウト上で体を動かす工夫をすることもおすすめです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
オフィスの役割が再考され、ウェルビーイングが注目される今、社員の心身の健康と幸福を重視したオフィスづくりが求められており、社員が「出社したい」と感じる場所であるためには、社員にとって快適な空間であることが必要です。

リリカラではこれまで培ったノウハウを活かし、オフィスデザインやレイアウトの工夫を通してウェルビーイングに配慮した魅力的なオフィスづくりをサポートします。ご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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