コロナ禍で働き方はもちろん営業活動や接客方法が大きく変わりました。しかし、対面でのコミュニケーションは人と人との距離を縮め、信頼関係の構築や売上向上に役立ちます。
そこで、今回ご紹介するのは、上野から新宿へと本社を移転したセキスイハイム不動産様の事例です。弊社はご移転のサポートと執務エリアやショールームのデザインを担当いたしました。ショールームはリアルな接客・商談ができるスペースとして、すでに活用されているようです。
人と人との接触を考え、動線まで丁寧に設計
まず、セキスイハイム不動産様は、お客様をおもてなしするのにふさわしい、上品なショールームを希望されていました。そこで、お客様が来訪して最初に目にするエントランスの壁は左官職人が手掛け、質感と風合いを出しました。さらに、全体的には白×グレーの落ち着きのある色調でまとめ、かつては会議室でカタログを使って接客していましたが、きちんとおもてなしできる応接室を新設。実際の家をイメージできるよう、住宅向けの家具および壁材を採用するといった工夫も施しました。
展示スペースでは、主に工場で骨組みをつくるセキスイハイムのユニット工法について紹介。パネルやモニターの展示はもちろん、最先端のVRブースでは、足を運ぶからこそできる特別な体験を提供することに。高い品質と安全性に加え、先進性もアピールできる場になりました。
ちなみに、エントランスから展示スペース、応接室までは、相談に来た人と見学だけの人とで動線を変えました。どちらもお客様をスムーズにご案内できる仕組みになっています。
協力して完成度の高いスペースに仕上げた
執務エリアは、出社率5〜7割といった現状や今後の増員を見込んで、レイアウト変更工事の必要がないユニバーサルプランを採用しました。テレワークで減っている従業員のコミュニケーションを活性化する目的ではリフレッシュルームを、オンライン会議・商談には個室空間「TELECUBE(テレキューブ )」を設置。
特筆すべきは、セキスイハイム不動産様とリリカラが親和性の高い業界だったため、この移転プロジェクトを協力して実施したこと。住宅設計やインテリアのプロと、オフィス設計やオフィスデザインのプロとでプロジェクトチームを編成しました。家具選定はセキスイハイム不動産様、内装、レイアウト、施工はリリカラ、執務エリアはプランニングから施工までリリカラが担当。十分な意見交換をし、細かな部分まで丁寧にすり合わせをすることで、納得いくものに仕上げられたと思います。
リリカラで実現する新しい時代のショールーム
ワクチン接種率が上がり、行動制限だけに頼らずにコロナと共存する時代へと向かおうとしているいま。これまで以上に成約率を上げたいときや、バーチャルでのショールーム見学やオンライン相談で新規顧客の獲得に苦戦されている場合などお困りごとがありましたら、どうぞリリカラにご相談ください。皆様の新しいチャレンジを力強くバックアップします。
事例の詳細はこちらのページをご覧ください>>
https://www.lilycolor.co.jp/ss/works/10090/