オフィス環境の改善策14選!「行きたい」オフィスになる効果的な取り組みとは?- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

コラム

オフィス環境の改善策14選!「行きたい」オフィスになる効果的な取り組みとは?

オフィス環境の改善策14選!「行きたい」オフィスになる効果的な取り組みとは?

あなたのオフィスは、「行きたくなる」オフィスでしょうか?オフィス環境は、ワーカーのモチベーションや生産性に大きく影響します。快適で働きやすいオフィスは、集中力や創造性を高め、パーフォーマンスも向上。オフィス環境の整備は、企業の競争力強化に欠かせないと言えるでしょう。

そこで今回は、オフィス環境を改善して「行きたくなる」オフィスにするための効果的な14の取り組みをご紹介します。「ワーカーのモチベーションを上げたい」「離職率を下げたい」「オフィスの移転やリニューアルを検討している」という方は、ぜひご参考ください。

オフィス環境改善の3つのメリット

オフィス環境を改善することで、主に以下の3つのメリットが生まれます。

メリット① 社員の満足度やモチベーションの向上

オフィス環境は社員の働きやすさを左右する重要な要素です。オフィス環境が整っていると、社員のモチベーションやパフォーマンスが上がり、会社に対する愛着や仕事への意欲が高まります。また良好な人間関係が築きやすくなり、信頼感や連携の深化、チームワークの向上にもつながります。

メリット② 生産性や仕事の質の向上

リラックスできるような環境を整えることで、社員は集中して働くことができます。また、コミュニケーションやコラボレーションが活発になれば、情報や意見を共有しやすくなり、業務効率も向上します。

メリット③ ブランディングや企業のイメージアップ

オフィスは、企業の姿勢や価値観を象徴するものです。例えば、開放的なオフィスは、社員同士のコミュニケーションを活発にし、活気あるイメージに。環境配慮型のオフィスは、環境への取り組みや社会貢献への姿勢をアピールし、信頼感を高めます。このように、企業の魅力が伝わるようにオフィスを整えることで、来訪者や社会からの評価が高まり、優秀な人材の確保にもつながります。

 

オフィス環境改善のアイデア14選

ではどのような施策を取り入れれば、オフィス環境は良くなるのでしょうか?ここでは、ソフト面・ハード面合わせて14つの方法をご紹介します。

温度や湿度を適切に保つ

温度や湿度が適切でないと、社員の集中力やパフォーマンスが低下する可能性があります。

オフィスでの快適な温度と湿度は、作業内容や個人の好みによっても異なりますが、一般的には、温度は25~28℃、湿度は40~60%が快適とされています。空調設備を適切に使用してこまめに換気をするなどの対策をしましょう。

 

照明を適切に配置する

照明は照度と色温度に着目して選んでみましょう。照度とは、物体を照らす光の明るさの量で、作業の内容によって必要な明るさが異なります。細かい作業をする場合は、700~1000lx程度の明るさが必要。一方、会議や打ち合わせなど、複数人で話をする場合は、300~500lx程度の明るさがおすすめです。

 

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色温度とは光の色合いを示す単位で、高いと白っぽい光になり、低いとオレンジっぽい光になります。作業用照明(タスク照明)と雰囲気用照明(アンビエント照明)を組み合わせた照明である、タスク&アンビエント照明を取り入れれば、作業に適した照度と色温度と、雰囲気を作り出す照度と色温度をそれぞれ設定することが可能に。簡単に明るさを調整することができるので省エネにも繋がります。

 

音環境を改善させる

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オフィスでWeb会議をする機会が増えたことから、周囲の音環境に悩んでいるといった方は多いと思います。音環境を改善させる対策として、吸音材や消音材を設置・間仕切りでデスクの間を仕切るといった音を遮断する対策や、BGMを流して周囲の音をマスキングするといった対策があります。

また近年では、オフィスに防音のWeb会議ブースを設置する会社が増えています。設備工事や内装工事の手間なしに設置することができるので、音環境に悩んでいる方はぜひ導入を検討してみてください。

関連コラム:
会議室足りていますか?音問題を解決するWeb会議ブースの選び方

 

アートやグリーンを活用する

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アートやグリーンを活用することで、オフィスの雰囲気を明るく、心地よいものにすることができます。アートは視覚的に楽しめるだけでなく、創造性や集中力を高める効果やオフィスにオリジナリティをプラスする効果もあります。またグリーンは室内の空気を浄化し、リラックス効果をもたらしてくれます。

関連コラム:
オフィスにグリーンは必要?オフィス緑化で従業員の健康を支える環境づくり

 

BGMを取り入れる

BGMには、雑音のマスキング・コミュニケーションの活性化・リフレッシュ等の効果があります。
例えば、リラックスした雰囲気を演出したいときは、カフェミュージックやジャズなどのBGMをかけると空気が和やかになり、コミュニケーションを促すことができます。また作業に集中したいときは、クラシックやヒーリングミュージック、環境音など、リズムが穏やかで控えめなBGMが適しています。

 

香りを取り入れる

オフィスでアロマを焚くことも、社員のストレスを軽減する効果が期待できます。鎮静効果が期待できる香りは、カモミール・ラベンダー・レモン・サンダルウッドなど、逆に覚醒効果が期待できる香りは、バジル・ジャスミン・ペパーミントなどがあります。香りの強さは、人によって感じ方が異なります。香りが強すぎると、逆にストレスを感じてしまうことがあるので、周囲の人に配慮した上で取り入れることをおすすめします。

参考文献:人間の心と体に与える香りの効果 (jst.go.jp)

 

オフィス家具を適切なものに取り替える

>>>ミネベアミツミ株式会社様事例はこちら

デスクや椅子などのオフィス家具が使いにくいと、疲労が蓄積し、仕事のパフォーマンスの低下につながります。そのため、オフィス家具は機能性や使い心地を重視し、適切なものに取り替えることが重要です。
具体的には、高さを調整できるデスクや、座面や背もたれの高さを調整できる椅子など、可変性があり自分の体にフィットして負担がかかりにくい家具の導入を検討してみましょう。

また働き方によっても快適に感じる家具は異なります。下記のコラムでは、働き方にあったイスの選び方を解説しているので、ぜひご一読ください。

関連コラム:
働き方に合わせたイス選びのポイント 前編 ~固定席・フリーアドレス~

 

コミュニケーションスペースを充実させる

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社員同士のコミュニケーションが活発になると、新たなアイデアの創出やチームワークの向上につながります。コミュニケーションを促すために、カフェスペースやラウンジなどのコミュニケーションスペースの新設や仕掛けを取り入れましょう。

関連コラム:
どうやって活性化させる?オフィスでのコミュニケーション改善事例と工夫
【社員の幸福度を上げる】戦略的なオフィスデザインvol1.リフレッシュスペース

 

社員のウェルビーイングをサポートする

>>>オイシックス・ラ・大地 株式会社様事例はこちら

ウェルビーイングとは、ただ単に身体が健康なだけでなく、心も健康である状態を指す言葉です。ストレスや不安がなく、心身共に安定した生活を送ってもらうために、ワークラフバランスの推進・ストレスチェックの実施・メンタルヘルスの相談窓口の設置、また社内コミュニケーションの活性化のために交流会を開催するといったサポートを行うとよいでしょう。下記のコラムでもオフィスの中でウェルビーイングを実現させるための取り組みを紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

関連コラム:
オフィスでウェルビーイングを実現する方法とは?

 

デザインや内装にこだわる

鈴茂器工株式会社様

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オフィスのデザインや内装にこだわることで、社員のモチベーションや生産性の向上につながります。例えば、明るく開放的なデザインは、社員の心身をリラックスさせ、仕事への意欲を高める効果が期待できます。機能性とデザインを両立したオフィスは、社員の集中力や創造性を高める効果が期待できます。どのようなデザインでも社員の意見を反映させることで、社員の満足度や生産性の向上につながります。

 

環境に配慮したオフィスにする

>>>株式会社横浜シミズ様の事例はこちら

環境に配慮したオフィスは、社員の環境意識を高め、企業の社会的責任を果たすことができます。環境に配慮したオフィスづくりには、省エネ対策やリサイクル推進、自然素材の使用などが効果的です。具体的には、照明や空調の使用を減らし、LED照明やエコ空調を導入する。資源の有効活用を図り、回収や再利用を促進する。環境負荷の少ない素材でてきた家具を導入するといった対策があります。

関連コラム:
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【事例あり】環境に配慮にしたオフィスとは?リリカラの取り組みをご紹介

 

多様な働き方に対応する

社員が個性や能力を最大限に発揮できるよう、多様な働き方に対応した環境を整えましょう。具体的には、テレワークや時短勤務、フレックスタイム制などの導入、育児・介護休業の取得促進など。多様な働き方に対応した制度や環境を整えることで、社員がそれぞれの働き方を選択できるようになります。

多様な働き方を受け入れるための社員の意識改革を行うことも大切です。社内研修やコミュニケーションの促進などを通じて、多様な働き方の理解を深めましょう。

リリカラでも男性育休取得の輪を広げるため、取得者の座談会を開催。リアルな体験談を共有することができた有意義な機会となりました。

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オフィスの安全性を高める

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社員の安心安全を確保するため、オフィスの安全性を高めましょう。オフィスの安全対策は、大きく分けてセキュリティ面・防災面の2つに分類されます。

セキュリティ対策には、入退室管理システムの導入、防犯カメラの設置などの方法が、災害対策には、防災設備を整備する・避難訓練を実施する・BCPを策定するといった方法があります。

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オフィスの使い勝手を向上させる

オフィスの使い勝手を向上させることで、社員の効率的な働き方を実現することができます。例えば、通路を広くするなど動線の改善、会議支援ツールやモニター等の設備配置の見直し、社内イントラネットを活用した情報の整理などの取り組みが効果的。そして利用ルールを周知して皆がルールを守って使うことも大切です。

 

まとめ

オフィス環境の改善は、従業員のモチベーションや生産性を向上させるための有効な手段です。今回ご紹介した取り組みを参考に、自社のオフィス環境を改善し、従業員が「行きたくなる」オフィスを実現しましょう。オフィス環境にお悩みの方はぜひリリカラまでぜひご相談ください。

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