子どもたちの明るい未来に繋がる“土壌”を、オフィスから。サステナビリティワークショップレポート

公開日 更新日
株式会社光文書院のラウンジ

小学校用教科書や教材の開発・出版を通じて、子どもたちの学びを支え続けている株式会社光文書院様。 同社では、6階多目的スペースのリニューアルを「リリカラ式 循環型オフィス」という、サステナブルで環境に配慮したオフィスづくりの考え方のもと実施しました。

今回はその一環として、光文書院様が空間に込めた思いや、子どもたちの明るい未来につなげるサステナブルな取り組みについて理解を深めることを目的に、社員参加型のワークショップを開催しました。本記事では、そのワークショップの様子をご紹介します。

今回の取り組み

顧客名:株式会社光文書院
所在地:東京都千代田区
事業内容:小学校用教科書・デジタル教材、図書教材・教具の開発・出版

開催日:2026年2月6日
参加者:社員約30名
時間:90分
会場:会議室および6階工事現場

本ワークショップは、会議室での座学とリニューアル工事中の6階での現場ツアーを組み合わせ、 オフィスづくりのプロセスを社員の皆様にご体感いただくプログラムとして実施しました。

今、サステナビリティに取り組む理由

ワークショップの様子

はじめに、サステナビリティを取り巻く社会的な背景について紐解きました。 

地球環境の現状として、私たちは資源を消費し続けており、その回復が間に合っていない現実があります。それによる企業活動に対する社会的要請も年々高まっていることなどを整理し、「なぜ今、このテーマに向き合う必要があるのか」ということを参加者全員で確認しました。 

ワークショップの様子
ワークショップの様子

たとえば、日々の何気ない買い物や行動ひとつでも、その背景を辿れば社会問題や環境汚染に結びついていることがあります。「一人ひとりの小さな行動や選択」の重みを再認識する中で、講師である一般社団法人イマココラボ 能戸氏の「微力ではあるが、無力ではない」という言葉に、多くの参加者が頷きながら共感する様子が見られました。 

さらに、サステナビリティへの理解が深まったタイミングで、参加者同士によるグループディスカッションを実施。これまでの捉え方を振り返りながら、今後どのように向き合っていきたいか、子どもたちへどのように伝えていくかについて、それぞれの思いが共有される時間となりました。 

今回のリニューアルで実践した、
「リリカラ式 循環型オフィス」という選択

子どもたちの未来を支える企業として、次の世代へとつながる社会や環境を守りたい。その思いをオフィス空間にも反映するため、今回のリニューアルでは、企業の思いを浸透させる「リリカラ式 循環型オフィス」が採用されました。

「リリカラ式 循環型オフィス」とは、廃棄されるものを再資源化し、未来への負担を減らすことを目指したオフィスづくりです。

単に空間を“整える”だけでなく、そのプロセスに社員を巻き込むことで、大切な資源も、空間に込めた思いも循環させていくのが特徴です。 

リリカラ式 循環型オフィスが生み出す3つの循環
リリカラ式 循環型オフィスが生み出す3つの価値

この考え方を軸にした光文書院様のプロジェクトでも、工事現場でのごみの分別や、将来的にリサイクルが可能なマテリアルの選定など、随所にサステナブルな判断が行われました。 

ワークショップの様子
ワークショップの様子

そして、この取り組みを社員にも浸透させるため、ワークショップも実施しています。リニューアルの背景や考え方を学びながら、職人の手作業による分別により廃材が資源に変わっていく様子や、環境配慮型の商材がどのような意図で採用されているのかについて理解を深めました。こうしたプロセスを通じて、空間に込めた思いが一人ひとりの意識に根付いていきました。 

現場ツアーでオフィスづくりのプロセスに触れる

リニューアルの背景について学んだ後、工事中の6階を参加者全員で視察しました。 

リリカラ式 循環型オフィスは、壊すプロセスにもこだわりがあり、普段は立ち入ることのできない工事中のオフィスにて、解体された素材が徹底的に分別されている様子を確かめました。 

現場ツアーの様子
現場ツアーの様子
現場ツアーの様子

図面や写真だけでは伝わりにくい細部も現場を見ることで、リリカラ式 循環型オフィスの考え方が設計や施工にどのように反映されているのかを体感的に捉えることができます。また、変化していく空間を実際に自分の目で確かめることは、改めてリニューアルの意味や価値を実感するきっかけにもなりました。 

参加者アンケートからも「解体や分別の工程を見ることができたのが印象的だった」という声が多く寄せられ、普段は目にすることのないオフィスづくりの裏側を知る貴重な体験となりました。 

ワークショップを振り返って

現場ツアーから戻り、ワークショップ全体からの学びや気づき・感想をグループで話し合い、最後に、「光文書院で働くひとりとして、あなたは子どもたちにどんな未来を届けたいですか?」というテーマで、それぞれの想いをポストイットに書き記してもらいました。 

ポストイットに記入する様子
ポストイットを貼る様子

あらためて、世界を取り巻く環境問題や企業がサステナビリティに取り組む理由を一人ひとりが見つめ直します。そのうえで、自分にできることや未来に何を残していきたいかを考え、これからを生きる子どもたちの環境について思いを巡らせました。 

ポストイットには、ワクワクする希望が持てる未来、「好き」から広がっていく未来、子どもたちが安心して暮らせる持続可能な未来など、さまざまな願いが書き込まれました。 

ワークショップの振り返りの様子

今回のワークショップを通して、参加できなかった社員や家族にも伝えたい、といった感想があちらこちらから聞こえてきました。 サステナビリティへの取り組みには、より多くの力が必要です。今回の試みは、社員一人ひとりがサステナビリティを自分事として捉え、会社の取り組みや理念について改めて考える機会となりました。 

実施後の参加者アンケートからも多くの反響が寄せられ、参加者満足度平均は10点満点中9.0、他者への推奨度は9.1と非常に高評価をいただきました。

●参加者アンケートの声
「サステナビリティを自分事に捉えるきっかけとなった」
「改装に込められた当社の方向性について、より深く理解できた」
「普通の改装では知りえない過程や会社の取り組みを実感して学べた」
「会社として環境に良い取り組みを行えていることを嬉しく思う」

自由回答欄では、サステナビリティに対する意識の変化や、会社が取り組むサステナビリティ活動への理解の深まりなど、前向きな意識の変化がうかがえるコメントが多数寄せられました。 

完成したオフィス:
企業を象徴する「ひまわり」を取り入れた空間

オフィスづくりのプロセスに触れる中で参加者から、オフィスは単なる「働く場」だけではなく、企業の姿勢や理念を伝える「場」として、理解が深まった様子がうかがえます。

子どもたちの未来を支える企業として、次の世代へとつながる社会や環境を守っていきたい――。

ひまわりがしっかりと根を張り、育っていくために欠かせない土壌は、地球環境や社会といった大きな基盤だけではなく、私たちが日々働くオフィスにもつながっています。そんな「ひまわりが育つ土壌」を表現した空間については、デザイン事例ページにてご紹介しています。ぜひご覧ください。

太陽に向かって咲き誇るひまわりを表現したラウンジ空間
株式会社光文書院のラウンジ

株式会社光文書院 様
未来に向かって学び、成長していく子どもたちを象徴する「ひまわり」。そのひまわりが育つための土壌として、地球環境や社会、そして日々働くオフィスのあり方まで大切にしたい。そういった、光文書院様の理念や環境・社会に対する企業としてのあり方が反映されたラウンジです。

事例を見る≫

監修

オフィスマーケティング部 コラム編集チーム

オフィスマーケティング部 
コラム編集チーム

オフィス移転やレイアウト変更、働き方改革に関する情報をお届けします。実際のオフィスづくりで得た知見をもとに、企業の課題解決に役立つノウハウを発信しています

ページ上部へ