「離職者が増加し、人材が定着しない」「社内交流が少なく、部署間の連携が乏しい」このように、エンゲージメントの低下が原因となるお悩を抱えている企業も多いのではないでしょうか?
本記事では、エンゲージメントの基本的な考え方から、低下による組織への影響、そしてそれを解決に導くエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」の機能・活用事例から導入の流れまで詳しくご紹介します。

目次
従業員エンゲージメントの重要性
まずは、エンゲージメントの基本的な考え方と、エンゲージメント低下によって生じる組織課題について解説します。
従業員エンゲージメントとは?
従業員エンゲージメントとは、従業員が仕事や会社に対して、熱意や情熱を持って積極的に関わろうとする心理的状態のことです。単なる満足感や一時的なモチベーションとは異なり、組織への信頼や成長意欲、前向きな行動が伴うため、企業の生産性や人材定着率に大きく影響する重要な指標とされています。
エンゲージメントの低下がもたらす組織への影響
エンゲージメントが低下すると、従業員は働きがいを感じられなくなり、結果として生産性の低下や離職率の増加が引き起こされます。この状態が続くと、優秀な人材が流出し、職場環境の改善が難しくなるだけでなく、チームワークの崩壊や顧客満足度の低下にもつながる可能性があります。さらに、新たな人材の採用や育成にかかるコストが増えることで、企業の利益に悪影響を与えてしまいます。

「TUNAG(ツナグ)」とは
先に述べたような“エンゲージメント低下によるリスク”を回避するためのエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」についてご紹介します。

TUNAG(ツナグ)は、エンゲージメント向上施策をカスタマイズできるプラットフォームです。従業員エンゲージメントの可視化だけでなく、企業が直面する以下のような組織課題に対し、課題解決に向けた取り組みを設計・実行することが可能です。
- 従業員エンゲージメントの向上
- 社内コミュニケーションの活性化
- 離職率や定着率の改善
- 情報共有の促進
豊富な機能と高いカスタマイズ性を兼ね備えており、エンゲージメントを高める取り組みを各企業の状況に合わせてオリジナルで設計できることが特徴です。以下にあるような機能を活用することで、企業の目的に応じたスムーズな取り組みの実践が可能となり、社内のコミュニケーション活性化やエンゲージメント向上にしっかりと繋げることができます。
<TUNAGで利用できる機能例>
< サンクスメッセージ>
社員同士で感謝を送り合い、社内交流を促進
< 社長メッセージ>
経営層からの定期的な発信で、経営理念の浸透を促進
< 社員プロフィール >
社員同士のコミュニケーションのきっかけを創出
< 社内掲示板 >
お知らせやニュースなど、様々な情報を一元化
< Web日報>
日報のWeb化で、現場の業務ノウハウやお客様の声を共有
< 分析ダッシュボード >
利用データを分析し、取り組みの効果を検証
TUNAG導入のメリット・魅力
ここからは、実際に「TUNAG(ツナグ)」を導入することで得られる効果についてご紹介します。
社内の情報をすばやく共有できる
TUNAGを導入することで、社内のお知らせや連絡事項を一元管理でき、必要な情報を必要な人にすぐ届けることが可能になります。紙やメールでの共有に比べてタイムラグが少なく、社員全体への情報伝達がスムーズになることで、業務のミスや行き違いの防止にもつながります。
現場の声を全体に共有できる
アンケートや投稿機能に加え、「日報機能」を活用することで、現場のリアルな声を、経営層を含む全社員に届けることが可能です。スマホやタブレットから簡単に入力・閲覧できるため、PCを持っていない現場社員にも定着しやすい点も魅力の一つです。普段は接点の少ない経営層と現場社員が、お互いの状況を把握し合うきっかけとなり、信頼関係の構築にも繋がります。
部門を超えた繋がりが生まれる
TUNAGには、感謝や称賛を気軽に伝え合える「サンクスメッセージ機能」があり、社員間の前向きな交流を促進します。投稿やコメントを通じて日常的にコミュニケーションが生まれることで、物理的に離れた拠点間でも繋がりを実感しやすくなります。業務上の接点が少ない部門同士の交流も生まれやすくなり、組織全体の連携強化やコミュニケーションの活性化に貢献します。
取り組みの成果をしっかり把握できる
エンゲージメントスコアや投稿数、アンケート結果など、TUNAG内の活動が可視化されることで、施策の成果や社員の反応を定量的に把握できます。定期的にデータを分析することで、施策の改善や次のアクションの判断材料として活用することが可能です。
自社の課題に応じてカスタマイズできる
TUNAGは、自社の課題や目的に合わせて機能やデザインを自由に変更できます。例えば、日報の投稿や社員同士の称賛、自己紹介リレーなど、自社に最適な内容にカスタマイズができるため、導入後も自然に使い続けやすく、効果的に活用できます。
サポート体制の充実
TUNAGでは、導入時から運用・定着まで、専任のサポートチームがしっかりサポートします。使い方の提案や運用の見直し、他社の成功事例を共有するなど、常に支援を受けられるので、ツールを一時的に使うだけでなく、長期的に効果を実感することができます。

TUNAG活用した当社のエンゲージメント施策
こちらからは、当社が実践しているTUNAGを活用したエンゲージメント施策をご紹介します。導入前、リリカラでは以下のような組織課題を抱えており、これらの解決に向けて現在もTUNAGを活用した取り組みを進めています。
- 事業部ごとに組織が分断されており、全社的な一体感が不足している
- 部門間の“横のつながり”が希薄で、従業員の離職率が高い
経営層と社員の距離を縮める「役員メッセージ」

役員が交代でTUNAG上に会社の方針や事業への想いを発信しています。これにより、経営層の考えが社員一人ひとりに届きやすくなり、「誰がどんな想いで会社を動かしているのか」が伝わるようになりました。社員との距離が縮まり、組織への理解や信頼感の醸成、さらには新入社員へのスムーズな会社理解にもつながっています。
人となりを知り、チームの方向性を示す「リーダーコラム」

各部門のリーダーが持ち回りで、自身の部門の方針や現在の取り組み、これまでの経験などをコラム形式で発信しています。これにより、メンバーはリーダーの想いや考えを深く理解でき、チームの方向性が明確になります。普段の業務では見えづらい価値観や判断の背景を共有することで、円滑なチーム運営やキャリア形成のヒントにも繋がっています。
相互理解とコミュニケーションを深める「部署紹介リレー」

毎週一部署ずつ順番に、業務内容やメンバーを紹介する「部署紹介リレー」は、普段あまり接点のない部署や別拠点のメンバーとも、お互いの顔と名前を覚えるきっかけとなっています。関わりが少ないメンバーの仕事や人柄を知ることで、組織全体の一体感やつながりの強化にもつながっています。
ここまでご紹介した施策を通じて、現在も組織の一体感を高め、横のつながり強化に向けた取り組みを進めています。導入前の課題や導入のきっかけ、今後の方針について詳しく知れるインタビュー記事もありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

TUNAG導入の流れと費用
TUNAGを導入するためのステップと費用について、具体的な流れをご紹介します。
導入の流れ
TUNAGは、最短で1ヶ月ほどのスピード導入が可能です。導入のプロセスはとてもシンプルで、初めての方でも安心して始められるよう、丁寧なサポート体制が整っています。お問い合わせいただいてから導入までの主なステップは以下の通りです。
Step1:ヒアリング・ご提案
企業ごとの課題や目的をヒアリングしたうえで、最適な活用方法をご提案。実際の導入事例なども交えてご案内します。
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Step2:初期設計・社内説明
実際の利用に向けて、初期設計をサポートし、必要に応じて社内説明会も実施。スムーズな運用開始を支援します。
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Step3:運用開始・活用支援
専属のカスタマーサクセス担当者が、活用のご提案や定着化のためのサポートを実施します。
このように、導入から運用まで一貫したサポート体制が整っており、システム導入に不安のある方でも安心してご利用いただけます。
料金について
TUNAGの利用には、初期費用+月額料金が必要になります。但し、ご利用人数や追加オプションによって費用が異なるため、具体的な料金プランについては、こちらからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
エンゲージメントの基本的な考え方から、組織課題に直結する影響、そしてエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」の機能から導入ステップをご紹介しました。TUNAGは、エンゲージメント向上に向けた施策設計から運用まで柔軟に対応でき、組織に合った形で成果を引き出せる点が大きな魅力です。「エンゲージメントを高めたいものの、何から始めればいいのか分からない」「TUNAGのサービスをもっと知りたい」という方は、ぜリリカラへひお気軽にお問い合わせください。
