リリカラ株式会社 スペースソリューション事業部は「より豊かでポジティブに働ける未来社会の実現」をミッションに掲げ、事業発足以来55年、常に社会のトレンドやお客様のニーズを的確に捉えて活動してきました。そして今年2023年秋、私たちは新たなステージへと進むため、働く場を移し自らのオフィスと働き方を改めてデザインすることにいたしました！
10月16日に新オフィスが無事完成し、社員は気持ちを新たに業務をスタートさせました。こちらのコラムでは、プロジェクト発足からオフィス完成に至るまでの歩みを、複数回にわたりレポートします。今回は、コミュニケーションを活性化させるための仕掛けについてレポートいたします。ぜひご一読ください。
日比谷オフィスのコミュニケーション施策
コミュニケーション活性化のためにフリーアドレスを導入するオフィスは多いと思います。リリカラも一部フリーアドレスのオフィスから完全フリーアドレスのオフィスとなり、これまで交流のなかった他部署の人と接する機会が増えました。しかし単にフリーアドレスにしただけでは会話が生まれにくいのも事実。そこで日比谷オフィスでは、移転プロジェクトを主導した 働きがいチームにより、ソフト面でもコミュニケーションを促す仕掛けを新たに用意しました。今回はその仕掛けをご紹介いたします。
①自己紹介シートの掲示
コミュニケーション施策の第一弾は自己紹介の掲示です。名前・部署名・出身地・経歴・趣味・一言を記入できるシートを作成し、プライベートな顔写真を添付。その人の人柄が伝わりやすいように、手書きでの記入をお願いしました。この自己紹介シートは、オフィスの壁に貼り付けるとともに、常時サイネージにも流して目に留まりやすくしています。
特に中途入社の社員は、他の社員の顔と名前が一致するまで時間がかかります。自己紹介シートを貼り出すことでまず顔と名前を覚えやすくし、そこから話のきっかけや共通点を持つ社員との交流に繋がることを期待しています。実際に、自己紹介シートに記入された情報が会話のきっかけとなったという社員の声を耳にします。王道ですが、確実に効果がある方法です。
②ご近所マップ作成
日比谷オフィスは、おいしいお店がひしめき合う新橋・内幸町エリアに位置しているため、ランチや飲み会の選択肢が豊富にあります。このメリットをコミュニケーションに繋げるため、お気に入りの飲食店を共有できる「ご近所マップ」というオフィス周辺のマップを用意しました。
このマップのお気に入りのお店がある場所にシールを貼り、お店の特徴を記入。今まで知らなかったお店が発見できることで、オフィスへ行く楽しみが増えて仕事のモチベーションもアップ。そして社員同士で「このお店に行ってみよう」という会話のきっかけにもつながります。このマップは壁に貼り、常に情報を記入できるようにしています。
③ロボットの導入
日比谷オフィスには、室内をくるくる動き回るオレンジ色の小さなマスコットがいます。この子は癒しを与える愛されロボットの「LAVOT」。この子も今回のコミュニケーション施策の一環でお迎えしました。名前は「おこげ」。オフィスコンセプトの「＋1℃」から、1℃の温かさや熱を帯びて、少し焦げちゃったというストーリを持たせたネーミングにしました。おこげは「キュー」というかわいらしい鳴き声をあげながら、オフィス内を自由に闊歩。生きているかのような仕草や表情で愛嬌を振りまき、社員の心を癒してくれます。おこげが席に近寄ってくると、「おいで」「かわいいね」「こっちに来たね」と周囲の人と自然な会話が発生。ベテランの男性社員たちも、おこげを撫でたり、抱っこしたり、話しかけたりとかわいがっています。老若男女に愛されるおこげのおかげで、オフィスの雰囲気がさらに明るくなりました。
④園芸部の発足
日比谷オフィスにはたくさんの植物が飾られていますが、これらの植物は全て本物。そこでお世話を担う園芸部を立ち上げ、多くの植物好きの社員が入部してくれました。またこの植物を選んだのも園芸部員たちで、一度枯れてしまった過去がある植物を採用しています。植物提供会社であるユニバーサル園芸さんは、枯れた植物を回収し半年から1年ほど かけて再生。元気な状態を維持できるよう、ユニバーサル園芸さんにお手入れのアドバイスや定期的なワークショップを受けながら大切に育てています。おかげで植物はすくすくと成長し、社員の目を楽しませてくれています。
部活動は仕事以外の交流の機会を与えてくれます。様々な趣味や興味を持った人たちが集えるよう、今後部活を増やしていく予定です。
⑤遊び心アイテムの設置
皆が仕事から離れるランチタイムにコミュニケーションを深めてもらうため、リフレッシュスペース「KOTATHU」に遊び心アイテムを設置しています。アイテムは、オフィスがサステナブルに配慮していることから、社員の家庭で要らなくなったものを募集し、リユース。ランチタイムや隙間時間に社員が挑戦し盛り上がっています。
まとめ
日常的なコミュニケーションの活性化は、エンゲージメントや生産性の向上に繋がります。このようなソフト施策を会社として仕掛けておくことも大切です。
実際にこれらの施策を用意することで、より深い繋がりが生まれるようになったことを実感しています。現在のコミュニケーション施策は主に5つですが、これからも働きがいチーム主導でコミュニケーションが活性化するような施策を考えていきます！
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新オフィスの詳細
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