ここのところお客様の課題で非常に多くご相談いただくのは、「WEBミーティングスペースの不足」についてです。
新型コロナウイルスの感染拡大により急速に浸透したテレワークですが、長期化が見込まれると出社率を回復させる企業も増えてきました。そのため、これまでオープンスペースで行う事ができたWEBミーティングがしづらくなり、今まで空いていた会議室も予約でいっぱいになってきました。またハイブリッドワークが推奨されて、テレワークを活用する人も増えてきましたが、自宅が働ける環境に無い人も多いので、そんな人が出社しても働く場を選択できるような環境が必要だというようなご相談も増えてきました。
もはや企業にとってWEBミーティングは必須の働き方になっており、オフィスには大きな会議室よりも小さな会議ブースが複数必要になってきました。実際に月刊総務調査データによると来客用の会議室よりも個別ブースの需要が高まっているのが分かります。
床・壁・天井が壁に覆われたフルクローズ型のフォーンブースは遮音性・吸音性に優れており、快適なWEB会議スペースを作り出します。フォーンブースを選ぶ5つのポイントとその進化する機能についてご説明いたします。フォーンブースのメーカー別比較表もご用意していますので、ぜひ最後までご覧ください。
フォーンブースを選ぶ5つのポイント
- 価格
フォーンブースの価格は品質や機能によって様々です。設備やイスなどが標準機能に含まれないタイプもございます。お客様のニーズやご予算にあわせて最適な製品をご提案します。 - 納期
ここのところ問合せや注文が増えてきているため、製品によっては在庫が切れてしまう場合がございます。予算消化や移転、レイアウト変更のタイミングに合わせた納期のご相談には柔軟に対応させていただきます。 - 設置スペースと防災・換気設備
フルクローズ型フォーンブースには法的な制約条件があります。設置場所や天井高によっては防災や耐震に配慮する必要があります。また感染防止のための換気設備も重要です。事前に設置場所を下見させていただき、お客様の環境に適した製品をご提案いたします。 - バリエーション
オフィスの内装や隣接する家具などのデザインに合わせた、カラーバリエーション豊富な製品をご提案します。ガラスやボードを選ぶ事も可能です。1人用だけでなく用途によって、2人用、4人用も選ぶことができます。レイアウトによって扉の開きを左右で選べるタイプもございます。 - 遮音性・吸音性
WEB会議が浸透している中、音に関する問題では多くのご相談をいただいています。安価なタイプの製品では声が漏れてしまったり、外部の音がうるさかったりといった問題が生じます。そのようなお客様には特に遮音性、吸音性などが優れている製品をお選びいただけます。
進化するオプション機能
- 働き方によって調整できる照明機能
ブース内では照明が暗いという不満がありました。リモコン(写真⑦)による調光が可能になり、気分や仕事によって色温度の調整が可能になりました。ON/OFFに人感センサーが採用されたので、意外と多かったスイッチの消し忘れも防げます。 - 健康に配慮した換気機能
換気ファンも人感センサーによるON/OFFになり、確実に換気が行われます。感染対策としてオプションでナノイー発生機(写真④)を設置して空気清浄を行い、社員の方の安全や健康に配慮する事も可能です。 - セキュリティや安全面を一括制御
スマートロックや顔認証システム(写真⑥)と連携させることによって、セキュリティ度を高める事ができ、その履歴を取る事によって感染対策も行う事が可能です。 - 座りすぎを防ぐ上下昇降テーブル
長時間こもって作業をする場合の座りすぎは禁物です。オプションで上下昇降テーブルを設置する事が可能です。跳ね上げシートを使えば立ち作業の際にも邪魔になることはありません。(写真⑤) - 暑い夏にも温度調整
夏場のブース内での作業は暑いという声もありました。アシストサーキュレーターを使う事によって、涼しく快適な環境で働くことができ仕事の効率も上がります。
フォーンブース比較表
サイズ、カラーバリエーション、遮音吸音性、標準設備、その他オプションなどの比較表で、リリカラによるリコメンド付きです。
- オカムラ TELECUBE by OKAMURA Bタイプ
- コクヨ WORKPOD FLEX
- イナバ Biz/lieak サイレントブース
- イトーキ アドセル
※リリカラはお客様の課題に合わせた選定ポイントでご提案をさせていただきます。価格や納期のご相談、設置場所の事前の下見や防災設備等の確認、各メーカーのショールームのご案内など何なりとご相談ください。お待ちしております。