オフィスは壁からおしゃれにできる!壁面デザインの効果と事例- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

コラム

オフィスは壁からおしゃれにできる!壁面デザインの効果と事例

オフィスは壁からおしゃれにできる!壁面デザインの効果と事例

オフィスの壁は空間を仕切る役割を持つほか、会社全体の印象も大きく左右します。壁のデザインを工夫すると、オフィスの雰囲気をガラッと変えることも可能です。

今回は、オフィスの壁面デザインの効果について、具体例とともにご紹介します。オフィスの壁をリニューアルする手順や選び方などもお伝えしますので、オフィスリニューアルを検討中の方はぜひ参考にしましょう。

なぜオフィス壁のデザインが重要なのか

オフィススペースの壁は、見た目の印象のみならず、社員の作業効率にも影響を及ぼします。オフィスにおける壁デザインの重要性を簡単にご紹介します。

オフィスの印象を大きく変える

壁は室内空間の中でも大きな面積を占めるものです。そのため、壁のデザインは空間の印象に大きな影響を与えます。オフィスの印象は、ひいては企業やブランド全体のイメージにも影響するでしょう。

例えば、ホワイトを基調とした壁にすれば「明るい雰囲気」を印象づけられます。木目調の壁なら「アットホームな企業」というイメージを演出できるでしょう。

遮音性などは業務効率に関わる

壁の基本的な役割は「空間を仕切ること」です。オフィススペースを壁で仕切ることで、さまざまな用途の部屋を作ることができます。オフィスの壁デザインでは、特に「遮音性・防音性」を重視しましょう。

一例として、会議室や集中して作業するスペースには、遮音性の高い壁を選択しましょう。雑音をシャットアウトすることで社員が仕事に集中でき、作業効率アップにつながります。

オフィスの壁には種類がある

オフィスの壁はざっくり分けると「造作壁」と「パーテーション」という2種類あり、機能性や施工方法、工事費用などが大きく異なります。オフィスリニューアルの目的を踏まえたうえで、どの種類の壁にするか決定しましょう。

造作壁

造作壁とは、建物にもともとある壁とは別に、後から作る壁です。軽量鉄骨で骨組みを作り、その上に石膏ボードを貼った後、お好みの表面材で仕上げます。

造作壁にはこのようなメリットがあります。

  • 遮音性が高い
  • 豊富なデザインから選べる

造作壁は音を遮断してくれるため、静かなスペースを作りたいときに最適です。

また、クロス(壁紙)やタイル、塗装、木材、石材などの中から、コンセプトに合わせて柔軟にデザインを選ぶことができます。

一方で、このようなデメリットもあります。

  • 施工に時間がかかる
  • 施工後のレイアウト変更はほぼ不可能
  • オフィス移転時には取り壊しが必要

造作壁を設置する際は複数の工程が必要で、大がかりな工事となります。工期もかかるため、通常業務に影響が出ないように注意が必要です。

また、取り付けた後のレイアウト変更は基本的に難しいものです。もしレイアウトを変えたい場合や、オフィスを移転する場合は、造作壁を取り壊す必要があります。造作壁を取り付けても問題ないか、デメリットを含めてよく検討しましょう。

施工型パーテーション

パーテーションとは、空間を仕切るための簡易壁のことで「間仕切り」とも呼ばれます。パーテーションには、施工が必要な「ハイパーテーション(施工型パーテーション)」と、置くだけで施工不要の「ローパーテーション」があります。ここではハイパーテーションについて見ていきましょう。

ハイパーテーションは、天井や床に固定するタイプのパーテーションで、このようなメリットがあります。

  • 工事が比較的簡単で、コストも抑えられる
  • レイアウト変更がしやすい

ハイパーテーションは一般的に一工程のみで完成します。そのため施工に時間がかからず、造作壁と比べてコストも格段に安くなります。

また、解体や増設も簡単なので、希望に合わせてレイアウト変更がしやすいこともポイントです。オフィスを移転する場合は一度パーテーションを解体し、天井の高さによっては移転先で再利用することができます。

一方で、ハイパーテーションにはデメリットも存在します。

  • 造作壁と比べて遮音性は低い
  • 造作壁より選べるデザインが少ない


造作壁と比べて簡易的なつくりのハイパーテーションは、遮音性の点では劣ってしまいます。また、曲線を作れないなど、デザイン性も造作壁には及びません。

ハイパーテーションの選び方

造作壁と比べ、機能面でデメリットが多いハイパーテーション。しかし素材選びを工夫することで、遮音性やデザイン性を高めることができます。

ハイパーテーションの素材には、主に「アルミ・スチール・ガラス」が使用されます。
アルミは最も低価格で、カラーバリエーションも豊富です。スチールは遮音性に優れており、重厚感も演出できます。ガラスは遮音性が低いものの、開放感と高級感のあるオフィスを実現できます。

オフィスの壁をリニューアルする方法

壁面リニューアルの流れ

ここでは、オフィスの壁をリニューアルする流れを解説します。自社の状況とニーズに合わせ、計画的に進めましょう。

1.壁の設置場所やイメージを決定する

まず、壁の設置場所やリニューアル後のイメージを決定します。目指すオフィスデザインや、オフィス全体のレイアウトを考慮し、壁の形状や種類を検討しましょう。

2.オーナーに確認を取る

賃貸オフィスの壁をリニューアルする場合は、建物のオーナーの許可が必要です。事前にリニューアルの計画を共有し、承諾を得てから工事に取りかかります。

3.業者を選定する

次に、内装工事を依頼する業者を選定します。複数の業者のサービス内容やコスト、実績などを比較し、信頼できる会社を選びましょう。このとき、複数社から見積もりを取り、比較することが重要です。

4. 壁のデザインや種類を具体的に決める

業者と相談しながら、壁のデザインや色、素材を選択します。目指すオフィスデザインや企業のブランドイメージも、業者へ具体的に伝えましょう。

5.内装工事

内装工事の際は施工スケジュールを社員に周知するとともに、通常業務に支障が出ないように配慮しましょう。工事中は、計画通りに進行しているかを定期的にチェックし、必要に応じて調整します。

リリカラのオフィス壁のデザイン・レイアウト事例

最後に、実際にリリカラが手掛けたオフィス壁のデザイン変更事例をご紹介します。

TELASA株式会社様

TELASA事例

TELASA様はオフィス移転に合わせて、壁のデザインを一新されました。コーポレートカラーであるオレンジを基調に統一感を重視し、一体感のあるオフィスデザインとなっています。
移転後は使用目的に合わせて雰囲気の異なる会議室を複数設けました。会議室ごとに異なるパーテーションを選定し、さまざまなテイストの空間を実現しています。

TELASA株式会社様 事例詳細
TELASA株式会社 

 

リリカラ株式会社 大阪オフィス

リリカラ大阪事例

自社オフィスの移転プロジェクトでは、コンセプトの立案から内装デザインまで全工程を社内で完結させました。壁面には、空をイメージした青と黄色のオリジナルグラデーションデザインを採用。「Digital DECO」という自社のインクジェットプリント壁紙を使用しています。同一のデザインでも、塩ビシート・塩ビ壁紙・漆喰シートといった異なる素材を使用し、多彩な質感と表情を体現しました。

リリカラ株式会社 大阪オフィス 事例詳細
リリカラ株式会社大阪オフィス 

 

オフィスの壁面リニューアルで企業の可能性を高めましょう

オフィスの壁は、会社全体の雰囲気を演出するうえで重要です。壁のデザインをひと工夫するだけで、空間全体の印象をガラッと変えることができます。オフィスのイメージを刷新したいときは、壁面デザインから考えるのも効果的です。

また社員の生産性を高めるためには、遮音性などの機能面も考慮する必要があります。デザイン性や機能性、コスト、工期などを総合的に検討し、どんなふうに壁をリニューアルするか決めましょう。

リリカラでは3万件以上のオフィス移転やリニューアルの実績があり、提示した実績以外にも壁デザインの実績がございます。オフィスリニューアルに関するご相談やお見積もり依頼も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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