縮小だけでは解決にならない? コロナ禍で新しい課題が噴出!
2021.1.15 働き方
〜〜ハイブリットな働き方を支える2つの視点〜〜
コロナ禍で働き方が大きく変わった昨年。
そろそろ、多くの企業でオフィスワークとテレワークをミックスした
ハイブリッド型の働き方が定着してきたのではないでしょうか。
リリカラではそういった世の中の動向を受けて、昨年12月に
「ハイブリットな働き方を支える2つの視点」(株式会社タナベ経営との共催)と題した
Webセミナーを開催。8月にリニューアルした当社麻布台オフィスを題材に、
コロナ禍でのオフィスの課題をどう解決したかをお伝えしました。
終了後のアンケートによると、すでにオフィスのレイアウト変更や移転を
実施した企業が30.8%と多く、将来的に計画したい、
1年以内に計画もしくは実施したいが合計で50.0%にのぼりました。
※グラフ2-2(将来的に計画、1年以内に計画、実施をまとめる)
現在のオフィスに課題や問題点はありますか?という問いには、
「スペースがない・狭い」と「Web会議の場所や設備」を挙げる人が
多かったのが印象的でした。
※グラフ2-3
テレワークを取り入れている企業であれば、本来スペースが余っているはずなので、
フリーアドレスを導入し、レイアウト変更をするだけでスペースを創出できます。
また、「Web会議の場所や設備」という課題に対しては、
フリーアドレス化により空いた場所にフルクローズ型のワークブーズを設置。
大きめの会議室を少人数でWeb会議に使い、他の人が使えないということも起きがちですので、簡易パネルで仕切るなどして、小さめの空間を複数個つくるといった空間の最適化が可能です。
働き方改革に向けての興味あるテーマという質問では、
「役割分担・業務フローの見直し」が30.4%、「業務改善に向けたDX強化」が26.1%と
業務改革ソリューションを提供するタナベ経営の講演内容と一致していました。
※グラフ3-2
その他、参加者から「afterコロナにおいても継続するテレワークでの業務目標設定と
評価制度の確立を急ぎたい」「コロナ禍で働き方が変わりましたが、
DXを含めた環境が整っていないのが事実です。今後のオフィスレイアウトについて
情報をたくさんほしい」といった声も寄せられました。
まだまだテレワークが不可能な業種・部署も多く存在するのが現実。
また、オフィスがあるからこそコミュニケーションが活発になり、
従業員同士の絆が生まれ、企業風土が醸成されていくとリリカラでは考えています。
長い目で見ると、優秀な人材を確保しておくことが重要となりますので、
従業員のモチベーションを上げながらも、
オフィスをポジティブに変えていくことがおすすめです。
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https://www.lilycolor.co.jp/ss/column/1681