リリカラ株式会社 スペースソリューション事業部は「より豊かでポジティブに働ける未来社会の実現」をミッションに掲げ、事業発足以来55年、常に社会のトレンドやお客様のニーズを的確に捉え、活動してきました。そして今年2023年秋、私たちは新たなステージへと進むため、働く場を移し自らのオフィスと働き方を改めてデザインすることになりました!
これから複数回にわたり移転プロジェクトチームより活動状況をレポートします。今回は、オフィス移転の背景についてご説明いたしますのでぜひご一読ください!
オフィス移転の経緯
私たちは、2011年の東日本大震災後から現在まで港区麻布台にオフィスを構えています。 私たちはオフィス及び働き方をデザインする会社であるため、リリカラのオフィスは働く場であると同時に、オフィスに対する考え方をお客様に体感していただく場(=ライブオフィス)としての役割も果たしてきました。
そのため入居してから現在に至るまで、組織変更や新しい働き方に合わせて数度に渡りオフィスを改装。コロナ禍の2020年は、ソーシャルディスタンスを意識したレイアウトへの変更や、オフィスでしかできないコミュニケーションを安心・安全に行えるエリアを新設するなど、その時の働き方の最適解を追求してきました。ただ度々のリニューアルにより、少しずつ統一感が損なわれていき、 細部まで浸透していたコンセプトも薄まっていくように。結果として、時代と共にオフィスを通じてリリカラ本来の魅力や強みをお客様にお伝えすることが難しくなってきました。
そこで、社員とお客様の双方にとって魅力溢れるオフィスを一から創るべく、オフィスの移転を決意。一貫したコンセプトを基に、ハイブリッドワークを前提とした環境を構築したいと考えています。これまでの知見を活かして、皆様のオフィスづくりのヒントとなるようなオフィスに創り変えます!
廃棄ゼロに挑戦!
さらに私たちはこの移転プロジェクトにおいて、一つの大きな目標を掲げました。それは「オフィス移転における廃棄物をゼロにする 」ことです。
私たちは、資源の有効活用と価値の最大化を目指す「循環型オフィス=サステナブルなオフィス」の実現に向け、2021年3月にサステナビリティプロジェクトを立ち上げました。そこで「働く場所を・社会を・もっとサステナブルに」という宣言を掲げ、その宣言を基に6つのタスクチームがそれぞれの目標(ゴール)の実現へ向けた活動を進めています。その中でも「環境に配慮したオフィス環境と仕組みづくり」に取り組む環境チームでは、オフィスの移転工事において現場で発生する廃棄物のリサイクル率を85%とする目標を立て、 オフィスの入居工事に取り組んでいます。
具体的に、現場で発生する廃棄物のリサイクル率を85%とする目標を立てました。この目標を達成するために、ゴミの分別方法や解体方法、処理業者の選定などを検討。環境・経済・社会の持続可能な成長を追求するため、オフィス廃棄物の削減に積極的に取り組んでいます。
この取り組みを踏まえて、自社移転プロジェクトでは、オフィス移転時に出る廃棄物ゼロを目指します。再加工や売却など廃棄物を限りなくゼロに近づけるため施策を検討し、さらに環境負荷を低減する素材の選定や製品の使用にこだわった、サステナブルなオフィスを創ります!
この廃棄ゼロチャレンジに関する進捗状況は、今後も発信していきますので、ぜひご期待ください!
次回予告
次回はオフィスのコンセプトについてレポートします。
どのようにコンセプトを決めていったのか、コンセプトに込められた想いについてご紹介しますので、どうぞ楽しみにお待ちください!
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リリカラ移転コラム
●2023年秋、リリカラ変わります!スペースソリューション事業部移転プロジェクト02~コンセプト編~
●2023年秋、リリカラ変わります!スペースソリューション事業部移転プロジェクト03~アートウォール編~
●2023年秋、リリカラ変わります!スペースソリューション事業部移転プロジェクト04~コミュニケーション活性化編~
●2023年秋、リリカラ変わります!スペースソリューション事業部移転プロジェクト05~廃棄物ゼロチャレンジ編~
新オフィスの詳細
● <環境や社会に貢献する循環型オフィス>リリカラ株式会社スペースソリューション事業部は2023年10月東京オフィスを移転しました ~廃棄ゼロを追求したサステナブルなオフィスづくり~