皆さまこんにちは!
「働く場を・社会をもっとサステナブルに」というスローガンを掲げているリリカラのサステナビリティへの取り組みについてレポートいたします。
「サステナブログ」と題し、今後も定期的に弊社のサステナビリティへの取り組みをレポートしていきますので、少しでもご興味をもって頂けると幸いです。
今回は、サステナブログ第4弾として、ダイバーシティチーム主催の体験型ワークショップの様子をお届けします。ぜひ最後までお読みください。
オフィスに潜む“使いにくさ”を体験する
ダイバーシティチームでは、「誰もが使いやすくそれぞれの個性やスキルを発揮できる環境づくり」を推進する取り組みの一環で、リリカラとしての『サステナブルデザイン』のガイドライン策定を目指しています。
今回は、サステナブルガイドライン策定に先立ち、リリカラ社員を対象にした勉強会として体験型ワークショップを開催。車椅子や妊婦さん体験、色弱者の色の見え方などを経験することで、オフィスの中にある障がいを把握し、社員みんなでダイバーシティへ配慮できるポイントを学びました。
ダイバーシティチームの取り組み内容はこちらの記事でもご紹介しております >>
https://www.lilycolor.co.jp/ss/column/33063/
車椅子体験
― 自走式車椅子に乗ってみよう


自走式の車椅子に乗って、通路幅の狭い場所での操作の難しさや、ドア開閉の大変さをみんなで体験しました。初めて車椅子に乗るという社員が多かったこともあり、操作にかなり苦戦している姿が見られました。
自走式の車椅子は小回りが利かないため、ゆとりのあるスペースが必要であることを理解し、オフィスデザイン・設計のプロとして車椅子ユーザーへの配慮の必要性を再認識することができました。
― オカムラの Weltz-EV に乗ってみよう


オフィス家具メーカーのオカムラさんより旋回性や乗り心地に配慮されたWeltz-EV(ウェルツ イーヴイ)というアクティブムーブチェアをお借りし、通路幅の狭い場所やオフィスの至る所を走行してみることで操作性や小回りのしやすさを体験しました。
自走式車椅子と比較したときの快適性を体感し、とても有意義なインプットとなりました!
色弱者体験


日本人男性の20人に1人はいると言われている「色弱」。
ダイバーシティチームのメンバーが色弱のメカニズムについてレクチャーし、どんな色の組み合わせが判別しにくいのか、色弱の方に対してどんな配慮が必要かを学びました。
また、色弱者体験ができる眼鏡型の色弱模擬フィルタ「バリアントール」を装着し、机に並べたカラーチップがどのように見えるかという模擬体験も行いました。実際のカラーチップの色と、バリアントールを装着した際に見える色との違いに驚きの声が挙がっていました。
妊婦さん体験


約7キロの妊娠体験ジャケットを装着し、歩く・座る・立つ・しゃがむという日常動作における妊婦さんの身体の負担を体験しました。
普段何気なくできている動作ひとつひとつが難しくなることを身をもって体験できたことに加え、「下段のロッカーが使いにくい」「コンセントの差し口が低い位置にあるとしんどい」「ハイカウンターの角が危ない」など、オフィス設計時に配慮すべきポイントも学ぶことができました。
まとめ
ワークショップには約40名のリリカラ社員が参加し、和気あいあいと盛り上がりながらもオフィスの中に潜む“使いにくさ”について理解を深め、問題意識をもつことができました。
『誰もが使いやすいサステナブルオフィスの実現』に向け、ダイバーシティチームはこれからも精力的に活動を進めてまいります。
以上、ダイバーシティチーム主催の体験型ワークショップレポートでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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