オフィス改革といえば、「ドラマのような見通しの良いオープンなオフィスにして、コーヒーを飲みながら好きな場所を選んで仕事をして…」など夢が膨らみますよね。しかし、ただ流行りのABW(※Activity Based Workingの略で「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方)を取り入れたり、新製品を購入するだけでは課題解決につながらないことも容易に想像がつくと思います。
リリカラでは、「設計・デザイン」のフェーズに至る前の、「オフィス調査・企画」フェーズがオフィス改革の成功を左右する重要なフェーズだと捉えています。
オフィス改革の初期段階にあたる「オフィス調査・企画」のフェーズで、ワークプレイスの方針(オフィス改革の理由や目的)を定め、その後いよいよ「設計・デザインフェーズ」でのコンセプト設計やデザイン・レイアウトに入っていくことが無駄のないワークプレイスづくりには欠かせません。
今回は調査・企画フェーズで行うべきことを【オフィス改革はじめの一歩】として、前編後編に分けてご紹介いたします。
前編:オフィスコンセプト・オフィスデザインを始める前に実施したいことチェックリスト
目次
働き方診断サービス「ワークスタイルサーベイ」※で自社の課題を可視化させよう
働き方が多様化している昨今、このような課題やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
- オフィスやテレワークを含めた自社に最適な働く環境の在り方を検討する材料がほしい。
- テレワークが定着する中でオフィスの縮小や分散を行いたいが、まず何から始めたらよいかわからない。
- 社員が今どのような働き方を望んでいるのか、意識調査を行いたい。
ワークスタイルサーベイとは
ワークスタイルサーベイとは、「ワークスタイル」を「時間と場所の使い方」によって整理、理想的な時間と場所の使い方、およびワーカーが働き方に関して感じている課題感を定量的にアウトプットするツールです。実際に働く社員たちの声を集約し働き方に関わる課題を可視化することができます。
ワークプレイスの変革には、大小さまざまな事柄の検討が必要となりますが、大きな方向性を見極める為のインプット材料の一つとして、速やかに、簡便に、リーズナブルに、且つ効果的に意見集約することを目的として設計されています。
主なアウトプット項目
①場所と時間の使い方の理想と現実のギャップがみえる
社員全体の意見として、働き方に対して求められている理想と現状のギャップを可視化します。
②ギャップが生じる要因にあたりをつけられる
③仲間意識を高めるのはリアルとバーチャルどちらが向いているかわかる
④現在の満足度がわかる 結果次第で計画の見直しも図れる
働く環境、働き方、ICT環境に関しての満足度を計っています。②の回答と照らし合わせ、もし課題が多く不満足が高い場合は、現状の環境を見直す必要があると判断できます。
最適なワークプレイスづくりの方向性を定めよう
自社の課題を定量的にアウトプットすることで、経営陣と管理部門、さらには現場の社員とのギャップを可視化し、ワークプレイスの方針を定め、無駄のない働き方・オフィス改革を可能にします。
単純にオフィスの規模を増減するだけでなく、最新テクノロジーも導入して新たな働き方を実現していきましょう。
まずは自社の働き方を把握すること。そこから新たな選択肢の可能性や自社に最適なオフィスコンセプトやデザインがみえてきます。
調査をしてみたい方はお気軽にご相談ください。
ワークスタイルサーベイ実施概要
「ワークスタイルサーベイ」とは、働き方を診断し課題を可視化するサービスです。
基本パッケージは無料でご提供しております。
今後の最適な仕事環境への投資を何にすべきかなど判断材料をお探しの方、オフィス改革の第一歩を踏み出したい方はぜひご活用ください。
こんな方におすすめ
- 今後の仕事環境の在り方を検討する材料を必要としている方
- オフィス改革の初期フェーズでまず何から対策を行うべきかお悩みの方
- 社員が今の働き方をどう捉えているか意識調査を行いたい方
基本パッケージ ※無料
- 基本質問25項目(内容固定)を対象としたアンケート実施
- 対象者全体を1単位とした分析結果サマリー報告※対象者数制限なし
オプション ※有料(詳細個別ご相談)
- 基本25項目以外の個別質問追加設定
- 属性ごとの分析結果サマリー作成
- 属性の追加設定
- 分析結果をもとにした設計要件整理
実施スケジュール
約2~3週間で結果レポートをご提出いたします。
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