ガラスパーテーションをオフィスに設置しよう!どのような種類がある!?- コラム|オフィス移転・内装レイアウト・デザインならリリカラ株式会社

ガラスパーテーションをオフィスに設置しよう!どのような種類がある!?

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ガラスパーテーションをオフィスに設置しよう!どのような種類がある!?

ガラスパーテーションは、オフィス空間を必要に応じて区切ることのできる便利なアイテムです。他のパーテーションにはないさまざまなメリットがあります。
本記事では、ガラスパーテーションの概要や種類、ガラスパーテーションを用いるメリットや設置時のポイントについてご紹介します。

ガラスパーテーションとは

ガラスパーテーションとは、透明または半透明のガラスを使用した仕切りのことです。オフィスや商業施設、公共スペースなど、さまざまな場所で採用されています。

オフィスでは特に人気があり、会議室や個別の作業スペース、受付エリアなど、さまざまな場所で使用されます。また、商業施設では店舗のディスプレイやショールームの仕切りとしても活用されます。
公共スペースでもガラスパーテーションはよく見られ、図書館や病院の待合室などでも使用されています。

ガラスパーテーションの種類

ガラスパーテーションは、ガラスやフレームのタイプ、施工方法で種類を分類することができます。

オフィスで活躍するガラスパーテーション

ガラス

ガラスパーテーションに使用されるガラスには、さまざまな種類があります。代表的なものとして「フロートガラス」「型板ガラス」「フォグラス」があります。

フロートガラスは最も一般的に使用されるガラスで、透明度が高く平滑な表面を持つのが特徴です。製造過程で溶けたガラスを錫の上に浮かべて冷やし固めることで、均一で歪みのないガラスとなっております。視覚的な開放感を重視するオフィスや商業施設に適しています。

型板ガラスは、表面に模様などが施されたガラスです。この模様は製造過程でローラーを使ってガラスに押し付けられます。型板ガラスは、視線を遮りながらも光を通すため、プライバシーを確保しつつ明るさを保ちたい場所に最適です。

フォグラスは表面が曇りガラスのように加工されており、視線を遮る効果があります。光を柔らかく拡散させるため、空間全体を明るくしながらもプライバシーを保護します。受付エリアや休憩スペースなど、適度なプライバシーが求められる場所に適するでしょう。

フレーム

ガラスパーテーションのフレームには「アルミ」「スチール」「フレームがないタイプ」の3種類が挙げられます。

アルミフレームは軽量でありながら強度が高く、耐久性に優れています。また、錆びにくく、メンテナンスが容易です。デザイン面でもシンプルでモダンな印象を与える点やカラーバリエーションも豊富な点が特徴といえます。

スチールフレームは非常に頑丈で、長期間にわたって使用できます。耐荷重性が高いため、大型のガラスパーテーションにも適しています。また、塗装や加工によって、さまざまなデザインに対応できる柔軟性があります。

フレームがないタイプは、視覚的な一体感と開放感を最大限に引き出せます。フレームがないことからガラス同士が直接接続され、シームレスなデザインを実現します。オフィス全体が広く感じられるため、自然光を最大限に取り入れたい場合に向いているでしょう。

施工方法

ガラスパーテーションの施工方法には、「2辺施工方法」と「4辺施工方法」の2種類があります。

2辺施工方法はガラスパーテーションの上下2辺を固定する方法で、フレームレスのデザインを実現しやすく、視覚的な開放感を最大限に引き出すことが可能です。自然光を多く取り入れたいオフィスや広々とした印象を与えたい空間に適しています。

4辺施工方法はガラスパーテーションの上下左右4辺をフレームで固定する方法です。構造的に安定しており、耐久性が高く、大型のガラスパーテーションや頻繁に使用されるエリアに適しています。

また、4辺施工方法はフレームの素材やデザインを選ぶことで、オフィスのインテリアに合わせたカスタマイズが可能です。たとえば、アルミフレームやスチールフレームを使用することで、モダンなデザインやインダストリアル(むき出し感)な雰囲気を演出できます。

ガラスパーテーションを設置するメリット

ガラスパーテーションを設置することにより、さまざまなメリットが生まれます。
ここでは、主なメリットを3つ紹介します。

メリット①:開放感のある空間を実現できる

ガラスパーテーションの最大のメリットは、開放感のある空間を実現できることです。透明または半透明のガラスを使用することで、視覚的な障壁を取り除き、広々とした印象を与えることができます。自然光を最大限に取り入れられれば、照明の使用を減らし、光熱費削減にもつながるでしょう。明るい環境は、従業員のモチベーションや生産性を高める効果も期待できます。

また、ガラスパーテーションは透明であるため、部屋やエリアが区切られていても視線が通ることで一体感が生まれてコミュニケーションが円滑になり、チームの連携が強化されます。

メリット②:遮音性の高さからプライバシーを保護できる

ガラスの種類などによっては、遮音性が高まりプライバシーの保護に効果的です。

たとえば、ガラスを2重に設置することで遮音性が大幅に向上します。2重ガラスは、2枚のガラスの間に空気層を設けることで音の伝わりを抑える仕組みです。この空気層が音の振動を吸収し、外部からの騒音や内部の音漏れを防ぎます。

ガラスの厚さや種類も遮音性に影響を与え、厚みのあるガラスや特殊な加工が施されたガラスを使用することで、さらに高い遮音効果を得ることが可能です。たとえば、ラミネートガラスは複数のガラス層を樹脂で挟んだ構造で、音の伝わりを抑える効果があります。

メリット③:耐久性が高い

ガラスは日常的な使用に耐える強度を期待できます。特に強化ガラスを使用することで、高い耐久性を実現できます。強化ガラスは通常のガラスよりも数倍の強度を持ち、割れにくいのが特徴です。

また、ガラスはプラスチックや木材と比べて表面が硬く、日常の摩擦や小さな衝撃では簡単に傷がつきません。その結果、長期間にわたってクリアな視界と美しい外観を保つことができます。

ガラスは汚れがつきにくく、簡単に清掃できるため、メンテナンスも容易です。定期的な掃除だけで綺麗な状態を維持でき、交換費用を抑えられます。

ガラスパーテーションの設置ポイント

オフィスにガラスパーテーションを設置する際は、設置場所や予算に着目してみましょう。

設置場所の選び方

ガラスパーテーションの設置場所は、自然光を取り入れたいエリアで検討しましょう。特に窓際に設置することでオフィス全体に自然光を広げることが可能です。

次にプライバシーが必要な場所にも適しています。会議室や個別の作業スペースなど、外部の視線や音を遮りたいエリアにガラスパーテーションを設置することで、プライバシーを確保しつつも視覚的なつながりを保てるでしょう。

さらに、オフィスのゾーニングをしたいエリアに設置するのも効果的です。オープンプラン(見通しがよい)のオフィスでは、ガラスパーテーションを使ってエリアを区切り、部門ごとやプロジェクトチームごとにスペースを分けてもいいでしょう。

低予算で設置する方法

ガラスパーテーションは、他の種類のパーテーションに比べて費用が割高であるため、コストが気になるところです。ガラスパーテーションの設置費用を抑える方法はいくつかあります。

まずは既製品のガラスパーテーションを選ぶことです。オーダーメイドのパーテーションは高額になることが多いですが、既製品はそれよりも安価で手に入ります。多くのメーカーがさまざまなサイズやデザインの既製品を提供しているので、オフィスのレイアウトに合ったものを選んでみましょう。

装飾や特殊加工が施されたガラスは高額になるため、シンプルで機能的なデザインのガラスパーテーションを選ぶと費用を抑えられます。透明なフロートガラスや軽量なアルミフレームを使用したパーテーションは、コストパフォーマンスに優れています。

また、中古のガラスパーテーションを活用する方法もあります。オフィスの移転やリニューアルに伴って不要になったガラスパーテーションを購入することで、新品よりも安価に手に入れられるでしょう。

ガラスパーテーションを採用したオフィス事例

ここでは、実際にガラスパーテーションを採用したオフィスをご紹介いたします。

ガラスパーテーションで広さを演出

ガラスパーテーションを取り入れたオフィス(レイシスソフトウエアーサービス㈱)

こちらのオフィスでは、執務室や会議室でガラスパーテーションを採用。
空間を区切りつつも、開放感のあるガラスパーテーションはオフィスを広くみせてくれます。

レイシスソフトウエア―サービス株式会社様 事例詳細
レイシスソフトウエア―サービス株式会社

 

オリジナルイラストを貼り企業の魅力をアピール

ガラスパーテーションを採用したオフィス事例(リリカラ株式会社施工)

こちらのオフィスでは、受付にガラスパーテーションを採用。
ガラスパーテーションは空間を広く見せてくれるメリットがありますが、周囲に見られてしまうというデメリットもあります。
このオフィスでは、ガラスパーテーションに目隠しシートを貼ってセキュリティを確保。
また目隠しシートに自社製品のイラストを載せて、企業の魅力をアピールしています。

某製造会社様 事例詳細
某製造会社

 

アイデアの創出を促す、開放感のある会議室

株式会社カプコン様オフィスの会議室

こちらのオフィスでは、会議室にガラスパーテーションを採用しています。
会議室はアイデアを創出する場であるため、開放的でリラックスできるような空間に仕上げています。
壁に掛けているのは、絵画ではなくデジタルサイネージ。
波の音がかすかに聞こえる浜辺の映像を流して、ワーカーに癒しを提供しています。

株式会社カプコン様 事例詳細
株式会社カプコン

 

ガラスパーテーションをオフィスに取り入れよう

オフィスにガラスパーテーションを取り入れることで、空間内が明るくなり開放感が生まれます。ガラスパーテーションの設置によって空間の役割や機能性も変わるでしょう。そのため、自社に最適な設置方法や施工場所を検討する必要があります。

リリカラでは、ガラスパーテーションの設置を考慮したオフィスデザインのご支援をすることができます。是非リリカラまでお気軽にご相談ください。

 

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